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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

好き嫌いがない人生よりも、好き嫌いだらけの人生を歩みたい

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「食べ物の好き嫌いが多くて、お土産を選ぶのに苦労する」

妻にはそんなことをよく言われます。

私の好き嫌いが多いのは子どもの頃からで、20歳くらいの頃は「何でも食べられるように克服したほうがいいのかな」なんて思ったりもしました。

でも、今では好き嫌いのある人生に満足しているし、むしろ好き嫌いなく何でも食べる人より幸福なんじゃないかと感じてる話です。

肉も、卵も、魚も嫌いです

たぶん母親の食べ物の好みが似たんだろうなーと思うんですけど、私は子どもの頃から肉や魚が嫌いな人間でした。

特に鶏皮とか、豚の脂身とか。あの食感とか生臭さがダメなんですよねー。

焼き魚とか白身魚のフライとかは食べれるんですけど、生の魚がダメでお寿司屋さんに行っても卵焼きや海苔巻きしか食べません。

あと、生卵もダメで半熟卵も苦手。プリプリトロトロしているものが、全般的に嫌いっぽいです。

こんなふうに嫌いなものがたくさんあるもんですから、必然的に好きなものがどんどん偏っていきます。

子どもっぽいお菓子とかアイスとかは大好物ですし、サラダとか果物が好きな人間で、セブンイレブンの冷凍フルーツもヘビーユース。

こういう好き嫌いが激しい気質は、彼女と一緒に食事に行ったり、妻と家で料理を楽しんでいるときに強く意識するようになりました。

「何が食べたい?」に即答できる幸せ

とはいえ、私は好き嫌いが激しい自分のことを、肯定的に受け入れています。

なぜなら、好き嫌いのないフラットな人生よりも、好きも嫌いも激しい人生のほうが楽しいって思えるから。

たとえ悲しくて悔しくて眠れない夜があったとしても、一方で嬉しくて楽しくて眠れない日もある人生を、私は選びたい

これはフランスの女性作家、フランソワーズ・サガンの言葉だそうで、『ゆるく考えよう』という本の中で初めて出会いました。

個人的には半分同意で半分反対でして、悲しい思いとか悔しい体験はしたくないけど、やっぱり好き嫌いは激しいほうが楽しい人生になるんじゃないかって思うんですよね。

「何が食べたい?」と聞かれて「なんでもいい」って答える人生よりも、「ハンバーグが食べたい!」と即答できる人生のほうが、色鮮やかなように私の目には映るから。

大好きなものと、健康的なものだけ食べる

ちなみに私の食生活のポリシーとして、「大好きなものと、健康的なものだけ食べる」を徹底しています。

なるべく健康的なものだけを食べてたいけれど、それだと食事の楽しみがないし、長く続かない。

だから、本当に自分が食べたいって思うものも食べるようにしている感じです。

このポリシーに照らすと、好きでも嫌いでもない「白米」「パン」「パスタ」は食べない!と判断します。ゆるい糖質制限ダイエットになりますね。

一方で、健康的かつ大好物の冷凍フルーツなんかは、どっちのグループにも入るので毎日のように口にしています。

たぶん世の中には「好き嫌いが多いことは悪いことだ」って思い込んでいる人は多いはず。

でも、そんなこと気にせずに好きなものだけ(あと健康的なものも少し)食べて暮らして、幸せに生きてもいいんじゃないかなーと思う次第です。