2015年の発売当初に手に入れてから、私は12インチMacBookを愛用してきました。これまでいくつかのWindowsPCや、15インチMacBookProなんかを使ってきましたが、サブ機もしくは持ち出し用マシンとしていつも12インチMacBookが手元にありました。
今回は約3年にわたり使い続けてきた12インチMacBookが最高のマシンだと思う理由と、その魅力を書いていきます。
- 1.購入から約3年間使い続けている12インチMacBook
- 2.「軽い」は正義だ!
- 3.Touch BarもTouch IDもなしでいい
- 4.USB-Cが1ポートだけは不便。だけどそれがイイ
- 5.親指でChromeタブを操作できる快適さ
- まとめ
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1.購入から約3年間使い続けている12インチMacBook
具体的な日付は忘れてしまいましたが、2015年の発売当初に購入し、これまで約3年にわたって使い続けてきたMacBook。安価なMacBook Airを選ぶという手もありましたが、「なんとなくかっこいい」という理由でリニューアルされたMacBookを買った私。
スペック不足に悩まされたり、USB-Cポートが1つしかないっていう拡張性に不便さを感じたこともありましたが、それでも1度も倉庫行きになったり処分する対象になったりはしませんでした。
去年、メインで使っていたWindowsPCが故障し、15インチMacBook Proを購入してからも、主にプライベート用のマシンとして愛用。バッテリーアイコンには「バッテリーの交換修理」という文字が表示され、少なくともバッテリーが寿命を迎えてしまっていますが、そのうち修理してまだまだ使い続けるつもり。
そこで、なぜこんなにも愛着を持って12インチMacBookを使い続けているのかって理由を考えてみると、下の4つの理由が浮かんできました。
2.「軽い」は正義だ!
まずなによりも「軽い」こと。そして「薄い」ことがあげられます。
おそらく12インチMacBookを買うまで、ノートPCが軽ければ軽いほどいい…なんて発想は出てこなかったんじゃないかと思っていますが、いったん1kg以下の軽量ノートPCを使ってしまうと、それ以上の重いノートPCには戻れないと思ってしまうほどです。
仕事で使う用のノートPCが軽ければ、外出先に気軽に持っていけるだけでなく、自宅内でもデスク・ベッド、あるいはトイレにすら持っていけるアドバンテージがあります。2kg近くある15インチMacBook Proではこうはいきません。
ノートPCが軽いだけで、不思議と行動力も湧いてくるものです。家のなかをあちこち移動しながら仕事ができるので、作業を先延ばししようって気が起こらないわけです。朝起きてベッドのなかでそのままMacBookを開き、ビジネスのアイデアを書き留める。
まるでスマホやタブレットの代わりとして使えるフットワークの軽さが、MacBookの一番の魅力なんですよね。それでいて、お金をかけてカスタムすればi7のCPUや、16GBのメモリさえ積むことができて、スペック不足にも悩まされることがありません。
あいにく私のモデルはm3のCPU、8GBメモリなので、仕事をしていると引っ掛かりを感じることが多いんですけどね。
3.Touch BarもTouch IDもなしでいい
以前の記事では、最新のMacBook Proで搭載されているTouch IDが便利だよって話を書いてきました。Touch Barは正直微妙ですが、Touch IDは非常に役立つ機能。iPhoneの指紋認証と同じように、スリープからの復帰や一部設定の変更時にパスワード入力を省くことができ、時短に貢献してくれます。
Touch IDの便利さに慣れたら、Touch IDなしの12インチMacBookにはもう戻れない!…なんて考えた時期もありました。次購入するんだったら、Touch IDつきの13インチMacBook Proかな、と。
しかし、Touch IDがなくても12インチMacBookは魅力的です。パスワード入力は手間ですが、そのためだけに使い慣れたファンクションキーを犠牲にしなくてもいいかな、というのが最近の考えです。
Touch Barはむしろなくても全然困らないですしね。軽さや薄さっていうアドバンテージは、Touch IDという便利な指紋認証機能であっても、補えるものではないんじゃないでしょうか。
4.USB-Cが1ポートだけは不便。だけどそれがイイ
12インチMacBookでは、外部端子としてUSB-Cポートが1つだけしか搭載されていません。充電やデータの送受信、モニターへの接続なんかもすべてこのUSB-Cを介してあげないといけないんで、決して快適とはいえません。
カメラを撮る人ならSDカードリーダーをわざわざ買わないといけないですし、旧来のUSBメモリを使っているなら変換コネクタを用意しないといけなくなります。充電しながら外部ディスプレイにつなごうとするなら、別途変換ケーブルを買ってくる必要があります。
このように不便に思える点ばかりではありますが、不便だからこそイイって思える部分もあるものです。外部端子が1つしかないってことは、余計な外部端子を断捨離するきっかけになるってことでもあります。
たとえば私は、USB-Cポートに変換ケーブルをつなぎ、充電コードやらHDMIケーブルやらUSBメモリやらをたくさんつなぐことに違和感を持って、今ではMacBookには充電ケーブル以外何も接続することなく使うのが習慣になっています。
思えば外部ディスプレイがあることで、せっかくのMacBookのモバイル性が損なわれてしまっていました。ディスプレイは断捨離し、USBメモリはどうしても必要なときに挿すことにして、普段は充電ケーブルのみ使用。
おかげでMacBookの軽さを最大限に活かすことができるようになり、家のなかをあちこち移動して作業したり、外に持ち出して仕事をしたりするのが楽しくなったのでありました。
5.親指でChromeタブを操作できる快適さ
本体の横幅めいっぱいにデザインされているキーボードのおかげで、ちょっと特殊な使い方ができるのもMacBookのいいところです。たとえば、私はChromeをメインのブラウザで使っており、一度にいくつもタブを開いて作業をしています。
Chromeで別のタブへ移動するためのショートカットキーが、option + command + 矢印キー左右なんですね。左手でoptionとcommandを押しながら、右手で矢印キーを操作するイメージです。
これは普段なら人差し指とか中指を使って動作させるショートカットキーになりますが、MacBook本体を両手で掴むように持ってあげると、ちょうど親指のところにoption + commandと、矢印キーが来るのであります。
つまり、左手親指でoption + commandを押し、右手親指で矢印キーを押すって芸当ができるわけです。これが地味に便利でして、立ったままGmailタブを確認したり、チャットワークのタブを確認したりするのに活躍してくれます。
ほかのMacのモデルやWindowsPCでは絶対にまねできない、MacBookならではの使い方のひとつですね。
まとめ
以上、12インチMacBookの魅力について紹介してきました。スペック不足や端子不足、バッテリーの持ちなど不便に思える点はたくさんありますが、それを考慮しても軽くて薄く、フットワークを軽くしてくれるMacBookは魅力にあふれています。
現在使用中の1代目のMacBookのバッテリーを修理したら、高スペックになった2017年モデルのMacBookも購入を検討するつもり。もしMacBookを検討中なのであれば、ぜひとも購入することをおすすめしますよ。