執筆にしか使わないPCの予定だったので、8GBのメモリも多すぎるかな?と感じていた当初。ところが8GBでは不足してきたため、16GBに増設しました。
普段開いているのは、チャットワークやSlack、Googleスプレッドシート、Googleドライブなど。
特にたくさんのチャット部屋に参加しているチャットワークや、大人数で大量のデータを共有しているスプレッドシートが、Chromeのメモリを占有していました。
いちいちタブを閉じればメモリ不足は解消するものの、それではやや不便…。ということで、メモリの増設に踏み切りました。
目次(2017/02/18更新)
メモリを増設した理由
私が毎日使っているのは、比較的ハイスペックなWindowsPC。
昨年買ったばかりのモデルで、CPUやGPUの性能も高く、SSDも搭載した高速なマシンでした。
多少アニメや音楽は楽しむつもりではあったものの、基本的にはブログや執筆用に選んだモデルです。
そのため、8GBという大きめのメモリを含めてややオーバースペックかな、と思っていたんです。
しかし、実際にさまざまな仕事を請け負うようになってみると、動作がもたついたり「メモリが不足しています」というエラーが頻繁にみられるようになってきます。
Chromeの「タスクマネージャ」で調べてみると、どうやらコミュニケーションツールであるチャットワークや、大量のデータを保管しているGoogleスプレッドシートがメモリを食いつぶしていることが判明。
(参考:Chrome のメモリ使用量を削減する - Chrome ヘルプ)
とはいえ、これらは常時開いておくべきアプリなので、こまめに終了するわけにもいきません。
というわけでたどり着いたのが、「いっそメモリを16GBにしちゃおう!」という結論でした。
メモリ交換の手順
自分のための備忘録として、また同じように執筆や仕事用PCのメモリ不足で悩む人のため、メモリ交換の手順を記録しておきます。
事前準備と使ったもの
メモリ交換のために用意した道具は以上の2つ。
PCのメーカーサイトで私の使っているPCの型番を調べてみると、どうやら「PC4-17000(DDR4-2133)」という規格の4GBメモリが2枚、標準で搭載されている様子。
いろんなサイトで調べて、メモリを交換するには基本的に前のメモリと同じ規格が記されているメモリを買えばOKだとわかりました。
また、メモリにはデスクトップ用とノート用の2種類が用意されています。
デスクトップ用には「DIMM」という規格が記されていて、ノート用には「SO-DIMM」と書かれています。
私はノートPCなのでSO-DIMMと書いてあるメモリを選びます。
この2つの規格に合っており、かつAmazonの評価が高くて低価格なメモリを選びました。
また、普通のドライバーでPCの底のフタを開けようとしたのですが、想像以上に固く締められており、びくともしませんでした。
そこで家具の組み立てのために買っていた乾電池式のドライバーを引っ張り出してきて、機械の力を借りてフタを開けました。
PCのネジってこんなにしっかり締まっているんだな…。
ちなみにこの乾電池式の電動ドライバーは、充電のためにわざわざACアダプタをとっておく必要がなく、省スペースで保管できるのでおすすめですよ。
メモリが抜けない!?
さて、いざPCのフタを開け、メモリが刺さっている部分が見えてきました。
PCのパーツは静電気に弱いと聞いていたので、部屋の湿度を上げ、手を洗って腕まくりをしておき、念のためドアノブにも触って静電気を逃しておきました(慎重すぎ?)。
ところが、メモリ引っ張って抜こうとしてみても、まったく抜ける気配がありません。
「なんでだ…?」と冷や汗をかいて、初期不良か自分の力不足なのかと疑いました。
しかしよくよく調べてみると、メモリは力任せに引っこ抜くのはNGとのこと。
メモリを固定しているレバーがあるので、このレバーを緩めてメモリを外すのが正しい方法。
この方法でなら、簡単にメモリを外すこともできました。
レバーで固定されているという仕組みを知ればもう簡単です。
新しいメモリを挿入するのも、あっという間に完了しました。
「こんなに簡単でいいのか?」とさえ思ったくらいです。
力任せに抜こうとしていた5分前の自分がバカみたいですね。笑
「Windowsメモリ診断」でエラーチェック
メモリ交換が済んでPCを起動。
しっかりと16GBと認識され、問題なく動いていたのでひと安心です。
念のため、Windowsに標準でインストールされている「Windowsメモリ診断」を使い、エラーチェックをしておきました。
ブルースクリーンが表示されてちょっと心臓に悪いですが、無事チェックが完了。
エラーも検出されず、これで安心して使い始めることができます。
(参考:Windows10でメモリ診断を実行してエラーチェックを行う方法 | Win10ラボ | Windows10の使い方と情報サイト)
まとめ
「どのメモリを選んだらいいのか?」を調べるのが大変だったものの、メモリ交換の手順そのものはスムーズに終わりました。
一度メモリ交換を経験しておけば、あとからHHDやSSDの交換をする際にも抵抗感が薄くなりそうですね。
執筆が主な用途なのに16GBというのは、やっぱりオーバースペックのようなイメージがありますが、メモリ不足って表示されるんだから仕方ない。
交換後、さまざまな案件のWEBサイトやマニュアルを常時開いておくことができるようになり、とても快適になりました。
メモリ代、約1万5000円かけた投資も、すぐに回収できそうです。