一人暮らしの私のマンションでは、あえて洗濯機を置かず手洗いで毎日の洗濯物を洗っています。時短や節約になるので個人的にはメリットが大きいと感じているのですが、あえてデメリットについても指摘してみたいと思います。
前提:粉石けん+お湯で毎日手洗い(洗濯機なし)
まず私が毎日実践している手洗いのやり方としては、上の記事にまとめています。合成洗剤を使わず粉石けんを使うことで、手荒れを防ぎつつ強力に汚れを落とすことができるのがポイント。
冷水だと手が冷たくてイヤになってしまうのと、石けんが溶けにくくなって洗浄力も落ちるので、洗濯では毎日お湯を使うようにしています。42度に設定した給湯器のお湯を使って、シンクでもみ洗いするイメージですね。
手洗い自体は5分くらいですべての作業が完了するので、洗濯機のように何十分と待ち時間が発生することはありません。シンプルにボウルやバケツ、洗面器を使って手洗いをするので、カビで不衛生になる心配もありませんしね。
脱水が甘いと床に水が垂れる
ただし、洗濯機を使わずに洗濯物を手で絞るようにしていると、ちょっと絞りが甘くなったときにポタポタと水が垂れてくることがあります。吸水力がない化学繊維の衣類だと特に水滴が落ちやすいですね。
ベランダに干すなら問題はありませんが、私は完全に室内干しするタイプなので、床がびしょびしょになるのは不便。なのでキツく絞ってしっかりと脱水するのと、化学繊維の衣類は1時間くらい風呂場に干してから部屋で干すようにする工夫が必要ですね。
冬物の洗濯が苦手
布の量が少ない下着や肌着に関しては、手洗いする難易度は非常に低いです。少しの水、少しの洗剤だけ使えばいいですし、洗う作業自体も簡単ですので。
しかしボリュームがある冬物の衣類になると、手洗いだとちょっと大変になります。フリースやスウェットを手洗いしようとすると、ガッツリ洗ってガッツリ絞らないといけないのでかなり面倒に感じます。
なので冬物に関しては周辺のコインランドリーを併用するのがおすすめなんですが、残念ながら我が家の近くにはコインランドリーが存在せず…。時々洗濯機が欲しいなと思えてきます。
時間や手間がかかるように感じる
しっかりとお湯を使って石けんを溶かし、つけおき洗いやもみ洗いを効率的に行えば、洗濯機を何十分も回すよりも絶対に時間を短縮することができます。汚れ落ちも抜群なので、シャツの襟や袖の黄ばみも真っ白になりますしね。
ただ、慣れていないとどうしても洗濯機のほうが便利だと感じるかもしれません。洗濯物の量が多かったり、毎日こまめに手洗いするのが難しい場合には、洗濯機を使う生活のほうが適しているでしょう。
毎日洗濯ができる一人暮らしの人で、服の量もそれほど多くないよってタイプなら、きっと手洗い生活がハマるはず。一度試してみてはいかがでしょうか〜。