BBD

「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

衛生的に加湿できる!セラミックファンヒーター「HX-H120」をレビュー

f:id:rough-maker-an9:20201020153126j:plain
HX-H120

2DKプラス脱衣所で合計4部屋あるマンションに引っ越したのですが、この家の備え付けのエアコンは1台のみ。

これから冬になって、エアコンがない部屋とか脱衣所とかが極寒の地になると予想できたので、電気ヒーターを買うことにしました。

そこでたまたま目に入った、シャープの加湿機能付きのセラミックファンヒーター「HX-H120」が非常にいい感じなので、買ってみた感想を残しておきます。

ちなみに新型モデルの「HX-J120」もほぼ100%同じ仕様なんで、こちらのモデルを検討している人にも役立つと思います。

気化式だけど、温風で暖める加湿が強み

私は空気清浄機の加湿機能とかオシャレな加湿器を使うのには反対派でして、気化式と超音波式の加湿器は、部屋中にカビを撒き散らすだけの装置だと思っています。

だから私が買うなら絶対にスチーム式の加湿器だって思っていたんですけども、今回買ったHX-H120についている加湿機能は、気化式+ヒーターのハイブリッド式。

タンクから給水したトレーから水を吸い上げて、耐熱性のあるフィルターに浸透させ、そのフィルターに温風を通すことで暖房+加湿機能を使えるようになります。

この仕組みであれば、普通の気化式や超音波式の加湿器と比べて、カビや雑菌の繁殖が抑えられるように感じまして。

本当に衛生面を気にするならスチーム式一択ですけど、今回はヒーターがメインだし、ハイブリッド式なら及第点かなと。

プラズマクラスター運転すると、フィルターがすぐ冷めます

f:id:rough-maker-an9:20201020153147j:plain
プラズマクラスター運転(送風運転)しているときの表示

HX-H120の加湿用のパーツをお手入れするときには、ヒーターで温まったフィルターを取り出してあげる必要があります。

ヒーターを止めてすぐにフィルターを取り出そうとすると、熱々で手でさわれないほどになるんですが、「プラズマクラスター運転」でしばらく動かしてあげると、フィルターが冷えて手で取り出せるようになります。

プラズマクラスター運転ってのは、要は送風運転です。

ヒーターをオフにして、加湿もオフにすることで、風だけを送り出すことができるんで、フィルターの冷却に役立つんですね。

あとは、まあ夏場の扇風機代わりにも使えなくはないかも。

水を入れると重いので、置き場所は固定すべし

私は最初、このHX-H120を家中に持ち運んで、夜は脱衣所、寝る前は寝室、昼間はリビングに…と移動させようと思ったんですけど、意外と本体が重い。

本体の重さ自体は5kgくらいで、持ち手もついているのでそんなに重そうには見えないんですよね。

でも、加湿機能を使うなら、最大3L弱の水が入ることを忘れちゃいけません。

たとえ水タンクを外しても、本体内部のトレーに水が残るので、成人男性が持っても結構重さを感じます。

なので、加湿機能を使いつつあちこちの部屋に移動させて使うのには向いてないかも。

寝室に置いて夜間の暖房と加湿に使うのが、ベストな使用方法かなと思いますよー。