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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

WEBライターは東京に住んではいけない3つの理由

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フリーランスとして働くWEBライターなら、日本全国どこに住んでいても稼げるし、海外に移住しても仕事を見つけることは可能です。クラウドソーシングを使ってオンラインで営業したり納品したりすれば、クライアントと一切顔を合わせなくても収入が得られるわけです。

そんな働き方を続ける上では、東京に住むことはむしろリスクだよねーって思った話です。

「ちょっと会いませんか?」で時間浪費

人も会社も東京に一極集中しているわけですから、自身も東京に住んでいると「あ、近くに住んでいるんですね!じゃあ少し会って打ち合わせできませんか?」みたいな声がかかることがよくあります。

最近では新型コロナでそういう話も減ってきましたけども、やはり仕事を発注する側としては外注のライターの顔を一度見ておきたいってのが普通の心理なのかもしれません。

でも、今の時代にZoomなりWherebyなりを使って、オンラインで打ち合わせしないのって大きな時間の浪費になるんですよね。私なんかは八王子に住んでいる人間なんで、新宿とか渋谷とかのオフィスまで出向こうとすると平気で往復2〜3時間かかります。

それでいて打ち合わせ自体は10分とか15分で終わるんですから、「何のために渋谷まで来たんだろう…」なんて感じるのも当然です。

地方に住んでいれば、簡単にはMTGに呼ばれない

一方で地方に住んでいれば、そう簡単にはオフラインの打ち合わせには呼ばれないでしょう。「あ、新潟にお住まいなんですね。だったらZoomで打ち合わせできますか?」という感じで。

そもそも1文字2〜3円くらいのWEBライターとしての仕事に、オフラインでのがっつりとした打ち合わせが必要なんてことはあり得ません。1文字10円以上になってオウンドメディアの運営全部を任されるとか、外注ではなく社員として働くとかにならない限り、全部Zoomで事足りるでしょう。

オフラインの打ち合わせに参加して膨大な移動時間が取られ、生産性を下げてしまわないためにも、WEBライターが地方移住する意味は大きいんじゃないかと考えています。

固定費がかかりすぎる

フリーのWEBライターは、自宅が仕事場になります。家賃3万円のボロアパートなんかに住んでいると、隣の部屋からの騒音で集中力が落ちたりメンタルがやられたりしてしまいがちなんで、ある程度は広くて造りもしっかりしたところに住むべきです。

でも、東京でたとえば1DKの部屋に住もうとなったら、都心部で10万円越えは当たり前。八王子でも8万円くらいがスタートラインになります。私はペットを飼っているんで、ペット可の物件で絞り込むともう2〜3割アップするでしょう。

一方で私の地元の上越妙高あたりのエリアで探してみると、東京の半額くらいで同条件の部屋に住めるようになります。しかも築年数が浅く、周辺環境も静かで、ストレスなく集中して働くには最適。

家賃を大幅カットすれば、それだけ働かなくてすむ

私は食費や光熱費をちまちまケチるよりも、たとえ1000円でも家賃が安いところに引っ越すほうが、ずっと節約効果が高いと感じています。

ドケチな暮らしをしていてもストレスがたまるだけですが、家賃のカットなら一回引っ越しの手続きをするだけで勝手に節約効果が生まれるんですから。

どこでも働けるってメリットを持ったフリーのWEBライターなら、わざわざ家賃が高くて固定費が跳ね上がる東京に住むのではなく、「家賃が安いから」って理由だけで地方移住を決めるのもアリだと思います。

新型コロナでわかった密集リスク

昨今の新型コロナウイルスで、絶対的な感染者数が一番多かったのは、もちろん東京です。人が密集していればそれだけ感染症のリスクが高くなるわけで、今回の件で東京から引っ越そうと考えている人も多いはず。

もちろん地方になると医療リソースが減って治療が受けづらくなるってデメリットもありますけど、そもそも人と接触する機会が激減する地方のほうが、家庭持ちの身としては安心なのも事実。

東京にオフィスがあって毎日出勤しなきゃいけないサラリーマンなら別ですが、どこででも働けるWEBライターなら、感染症リスクを抑えるためにも地方移住するのがベターじゃないかと。

まあ感染症リスクだけを重視するのもどうかって話ですけどね。地方のほうが福祉が充実しておらず、降雪とか台風のリスクが高まることもありますし。

それでも、WEBライターとして東京で働こうと考えているなら、住む場所を見直してみるといいんじゃないかなーと思ったのでした。