BBD

「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

私がYouTubeよりブログ・本で情報収集する理由

f:id:rough-maker-an9:20200418103108j:plain

書き物を仕事にしているってこともあり、私は動画での学習には否定的な人間です。わざわざ1時間の動画をみて勉強するくらいだったら、その文字起こししたテキストを読んで10分で頭に入れたいというタイプ。

今回は、そんな勉強・情報収集のメディアについてがテーマです。

「YouTube動画で勉強」→8倍も非効率的

ちきりんの『自分の時間を取り戻そう』という本で、次の印象的な文章がありました。

大人気YouTuberの動画を観ながら、私は残念でなりませんでした。私の強みは文章力にあるので、今はブログや本でメッセージを伝えています。でも動画や漫画に比べて文字=テキスト分野は、とても不利に思えました。
でもあるとき文字(テキスト)の生産性の高さに気づいた私は、すっかり気分がよくなりました。当然ですが、2時間の対談を聞くには2時間の時間がかかります。聞き取れる程度に早送り再生をしても、1時間以上はかかるでしょう。
でも、2時間分の対談の書き起こし原稿が手元にあったら、多くの人は 30 分もかからず、全体の主旨を理解することができます。速い人なら 15 分ほどで理解できるでしょう。これはテキストの生産性が動画より4倍から8倍も高いことを意味しています。

まさにその通りだな!と納得したのをよく覚えていて、この考え方にであってから動画での学習を極力減らすようにしてきました。たとえばYouTubeやニコニコ動画でメンタリストDaiGoさんがめちゃくちゃ役に立つ知識を発信していますけども、できるだけ動画はみないようにしております。

その代わりに、メンタリストDaiGoさんのブログをチェックするようにしているんですね。

daigoblog.jp

メンタリストDaiGoさんの場合は、ブログで動画の内容をほぼ全部書き起こしてくれているので、10分や15分の動画の内容を、ほんの数分で理解できるようになります。

太字になっているところとか強調されている部分だけに目を通すようにすれば、1分で読み通すことも可能でしょう。実に10倍の生産性で勉強できるわけです。

モチベーションが低いなら動画学習もアリ

もちろん、動画での学習が役に立つこともあるでしょう。たとえば私なら、大学受験の勉強の際に、苦手だった数学についての知識を身につける際には動画での学習が役に立ちました。

漫画や動画はわかりやすく、ラクに(受動的に)見ることができます。でも、「伝える」という意味では、テキストの生産性は圧倒的に高い。特に伝えたいメッセージが難解な場合には、ものすごく生産性の高いツールなのです。

先ほどの本でちきりんがこのように書いているとおり、動画はラクにみることができるのが大きなメリット。本当は数学のテキストを開いて問題集を解くほうが効率的ではあるんですけども、それだとモチベーションが続かずに集中力も散漫になるんで、動画の力を借りる、と。

大学受験の場合は「やりたくもないことを勉強する」っていう受動的な状況だったので、動画学習によってラクに学ぶことが私にとっては重要でした。しかし今の私が勉強するのはもっと積極的な理由で、「仕事を早く終わらせたい」「効率よく1日をすごしたい」っていう高いモチベーションがあります。

だったら、動画っていう生産性の低いツールを使わなくても、ブログや本を読んでテキストでインプットしたほうが費用対効果が高まるというわけです。

たとえ動画をみるとしても1.5〜2倍速で

とはいえ、ときにはYouTube動画で新しい知識を得ることがあります。愛犬のしつけのための「ワンダフルパートナー」さんの動画なんかが代表的ですね。

www.youtube.com

こうしたYouTube動画をみるとしても、私は必ず1.5倍速以上にして視聴することを習慣にしています。字幕を目で追える動画なら2倍速にしても内容を理解できるんで、1.0倍で再生することは絶対にありません。

しゃべるのが早くてすぐに次の字幕が表示されてしまう動画のほうが、ダラダラせず高い集中力でみることができるからですね。もちろん、10分の動画を5分で理解できるっていうメリットもあります。

そんなわけで、勉強や情報収集のためにYouTubeを使っているなら、もっと生産性の高い「ブログ」「本」を使う学習方法に切り替えてみてはいかがでしょうか。