WEBライターになるための初心者向けの記事には、「MacとWindowsどっちを使うべき？」「Macじゃないとダメなの？（いえいえ、安いパソコンで十分ですよ）」みたいなことが書かれているのを目にします。
ですが、これまでのライター歴4年の経験からいうと、絶対にMacのほうがおすすめだよーって話です。
個人的にはMacを推しまくり
私がMacのほうがいいって考えている理由は言葉だとあんまり表現しにくいんですけども、とにかくWindowsと比べて高速で仕事ができる点が一番の理由です。
たとえば、トラックパッドが優秀でアプリ同士の切り替えが簡単。Windowsなら[Alt + Tab]でアプリの切り替えができますが、Macならそんなことをしなくても3本指で上にスワイプするだけで、直感的にアプリの切り替えができます。
あるいは、Chromeのタブ移動ショートカット。Windowsでは[Ctrl + Tab]でタブ移動をしますが、Macだと[Alt + command + 矢印キー左右]でタブ移動ができます。
左手でキーボード左下の2キーを押さえながら、右手で矢印キーを操作するイメージ。こちらも非常に直感的に操作ができるようなショートカットキーになっていて、あちこちのタブを参照しながら原稿を書くのに重宝しています。
ほかにも日本語入力を切り替えるとき、Windowsでは全角／半角キーを何度も押してトグル動作で切り替える必要がありますが、Macの場合は[英数][かな]キーを押して、入力したい方式に直感的に切り替えられるのが便利ですね。私がたまーにWindowsを使うときには、無変換・変換のキーを英数・かなのキーに置換してますし。
WEBライターとして働く際には、文章入力のスピードはもちろん、タブ移動やアプリの切り替えといった細々としたタスクの高速化が効率アップにつながるので、私なら絶対にWindowsで仕事をしたいとは思いません。
最近はWindowsのトラックパッドも進化したって話を聞きますが、トラックパッドつきのノートバソコンを使っているのに、必ずマウスを一緒に持ち歩かないといけないってのは、あまりにも無駄な行為に思えてしまって耐えられませんし。
ちなみに、MacとWindowsの比較でよく語られる「デザイン」に関しては、Macを長いこと使っているとまったく気にしなくなります。今ではWindowsでもデザイン性の高いものがたくさんありますんで、デザイン重視でMacを選ぶってのは意味がないと思っています。
お金がないならWindowsか。スマホも併用して
ただ、Macは一番安くても最低10万円しますんで、WEBライターの駆け出して本当にお金がないっていうなら、格安のWindowsPCを買うのも仕方ないと思います。個人的には、Appleの無金利キャンペーンを使って、24回分割払いでMacを買って、Macの代金を回収できるようにWEBライターの仕事をがんばれ！といいたいですけども。
たぶん、WindowsPCしか買えないって人でも、比較的新しいiPhoneなら持っているんじゃないかと思います。iPhoneは音声入力が非常に優秀で、タイピングに自信がない人なら音声入力で喋って文章を書いたほうが絶対に執筆スピードが上がります。
スマホに慣れているならフリック入力も上手だと思うんで、iPhoneで音声入力しながらフリック入力で修正作業を行い、最後にWindowsPCでチェックしてクライアントに納品する…みたいな使い方が一番おすすめですね。
なお、iPhoneと同じ精度の音声入力はMacでも使えますので、やっぱり最終的にはMacを使うことを推したいです。
MacならParallelsでWindowsも動かせる
それからもう1つ、MacならMacOSとWindowsOS、どちらも1台で動かせるっていうメリットがあります。私はParallelsっていうアプリを使って、Macのアプリの1つのようにWindowsを立ち上げ、Windowsでしか動かないアプリを動作させるために使っております。
あとはExcelやWordを使う場合は、Mac版よりWindows版のほうが安定して使えて互換性の問題も少ないので、Windows版を優先させていたりもします。最近はGoogleドキュメントやスプレッドシートで編集しちゃってますけど。
MacでWindowsを使うためには、ParallelsとライセンスとWindowsのライセンスの2つが必要になるので追加料金は必要にはなりますけども、WEBライターとして稼げるようになってきたら、Parallelsを使う方式に切り替えることをおすすめしますー。
