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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

現役WEBライターがフリーランスになるデメリットを徹底的に指摘する

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現役のWEBライターとして働いている私が、これまで4年くらい働き続けて感じたフリーランスのデメリットについて考えてみた話です。

前提:月30万円くらい稼ぐ20代フリーランス

nogunori.hatenablog.com

平均で月30万円くらい稼ぐWEBライターとして、フリーランスとしてのライフスタイルを送っている私。これまでに4年間続けてきた中で、フリーランスのデメリットだと思える出来事にもたくさん遭遇してきました。

フリーランスのメリットについてはあちこちで語られていると思うので、ここではデメリットに重点を置いて、体験談をもとに紹介したいと思います。

収入が安定しない

今月は収入が50万円を超えたと思ったら、翌月には15万円に下がっていた…なんてことは、フリーランスをやっていればザラにあることです。「今月はめっちゃ稼げたぞ!」なんて調子に乗って、経費で本やアプリを買っていたら、翌月のクレジットカードの支払いがピンチになったり。

今でこそ月30万円くらい平均で稼げるようになっていますが、もちろん毎月30万円の収入があるわけではありません。20万円のときもあれば、40万円のときもあります。

私はもう慣れてしまったので「そんなもんだよねー」と受け流せるところではありますが、これまで会社員として毎月定額の給料をもらっていた人なら、お金の管理が大変になるかもしれません。

体調を崩すと収入がゼロになるリスクも

私は幸い、フリーランスになってから大きく体調を崩すことはありませんでした。一度だけパソコンが急に故障して焦ったことがありましたが、ちょうど週末だったおかげですぐに代わりのパソコンを用意することができまして。結果、週明けからの仕事に間に合わせることができたって経験はあります。

ただ、仮にインフルエンザにかかったり、自転車で買い物に行ったときに転んでケガしたりしてしまえば、自分が働けなくなって収入がゼロになるっていうリスクはいつも感じています。

フリーランスには失業手当とか有給休暇なんてありませんから、仕事がストップすれば収入もストップです。まあ、WEBライターとしての仕事ができないくらいの大病や大ケガなら、会社員だろうとフリーランスだろうと収入は途絶えるだろうと思いますけど。

そんな楽観的な性格なもんで、実はそれほど大きなリスクとは思っておりません。

福利厚生が皆無

個人的にリクルート系のWEBライティングの仕事もやっているので、企業の採用ページとか福利厚生の紹介とかの仕事に携わることがあります。一般的な企業の採用ページを自分で作っていると、「会社は福利厚生が手厚くていいなあ」と思える瞬間は多いですね。

たとえば資格取得支援制度とか、書籍購入代の補助とか。住宅手当や家族手当なんて、条件が合えば実質給料が3割くらいアップすることもあるみたいですから、うらやましいなーと思うところです。

一方でフリーランスには、家賃とか書籍購入代を経費に計上できるっていうメリットはあるんですけども。収入が増えるか、税金が減るかではやっぱりインパクトが違いますからね。

不摂生になりがち

私はフリーランスになってから犬を飼い始めまして、毎日欠かさず散歩に行くようにしているので比較的運動不足にはなっていないと思っています。ですが、愛犬を迎える前まではやはり運動不足が気になっていました。

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毎日買い物に出かけて体を動かすために、自宅に冷蔵庫を置かない暮らしなんかも実践していましたし。フリーランスは体が資本ってこともあり、健康的な生活習慣には気を配らないといけないと思っています。

出勤がないから家でずっと座りっぱなしの時間も増えますんで、ジャンクフード大好きな人とか、運動が大嫌いなタイプは要注意でしょう。

仕事とプライベートの境界線がぼやけてしまう

私の場合は完全在宅で仕事をしていますので、仕事とプライベートのメリハリがつきにくくなることもよくあります。自宅だと当然誘惑も多くなるので、強い自制心、もしくは仕事とプライベートを明確に区別するための工夫は必要になるでしょう。

ちなみに私の場合は、時間で仕事とプライベートを区別するってことはしておらず、パソコンを2台用意するって対策を取っています。

片方のMacBookは仕事の作業だけに使い、もう片方はアニメを見たりTwitterをチェックしたりするのに使うわけです。これなら仕事用のMacに向き合っているときは仕事のスイッチが入りますし、プライベート用のMacをさわるとリラックスできます。

もともと自制心が強いほうではないので、なんとか仕事とプライベートがごっちゃになってしまわないように環境を工夫しております。

納期や〆切のプレッシャーが大きい

本当は納期や〆切直前に仕事をしなくてもいいように、前倒しで仕事を進めるのがベストなんだろうと思います。とはいえ、緊急性が感じられないとなかなか手を動かすのが難しかったりもします。

なので結局、納期や〆切の直前に徹夜で仕事を終わらせる…なんてこともよくあり、当日はかなりのプレッシャーに襲われることになります。

自己管理がしっかりできる人で、計画的に仕事ができるタイプの人は困らないのかもしれません。でも、夏休みの宿題を毎回必ず最終日にやっていた私のような人間は、仕事のプレッシャーからは逃れられないのかも。

メンタルが弱い人は、必要以上にプレッシャーを感じてアップアップになってしまうことも多そうなので注意したほうがいいと思います。

結論:それでもフリーランスは楽しい

というわけでデメリット書き連ねてきましたが、それでも私はフリーランスをやめようと考えたことはありません。持病のせいで会社で働くのが現実的に難しそうだからっていう後ろ向きな理由もありますけど、それ以上にフリーランスが楽しいからって理由が大きいですね。

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フリーランスになることのメリットについては、過去の記事でも書いていますんで参考にしてもらえればと。