日常使いするメインの決済方法として、私は長らくモバイルSuicaを利用してきました。iPhone7にモバイルSuicaを登録しておけば、コンビニやスーパーで非接触決済が可能で、クレジットカードチャージによるポイント還元も受けられる。
そんなメリットが多くあるモバイルSuicaですが、「明細がチェックできない」という唯一の欠点が気になったため、日常使いするのをやめたよって話です。
キャッシュレス決済ではモバイルSuicaが一番便利
PayPayとかLINEPayとかいろいろありますけども、私はキャッシュレス決済ならモバイルSuicaが一番便利だと思っています。
iPhoneならiPhone7以降の機種でApple Payを使えば、モバイルSuicaを取り込んで非接触決済が可能。駅のホームとかコンビニとかで、iPhoneをタッチして支払いを行えるってことですね。
加えて、モバイルSuicaはクレジットカードでチャージすることができます。私が普段使っているエポスゴールドカードなら、「選べるポイントアップショップ」にモバイルSuicaを登録することで、ポイント還元率を1.5〜2％にアップさせることができるんですね。
参考：選べるポイントアップショップ｜クレジットカードはエポスカード
しかも1000円単位でチャージするごとにポイントがつくので、たとえば999円の支払いでポイントを取りこぼすってこともありません。チャージ上限が2万円なので大きな買い物には向きませんが、コンビニやスーパーで日常使いするなら圧倒的に便利な決済手段だと思っています。
モバイルSuicaの唯一の欠点
ただ、モバイルSuicaには私がどうしても気になってしまう欠点がありました。それは「明細がチェックできない」ことです。
モバイルSuicaアプリでもモバイルSuicaの会員ページでも同様で、コンビニやスーパーで買い物した履歴は「物販」としか上がってこないんですね。記録されるのは値段だけで、どこのお店で使ったのかは不明。
厳密にいうと、iPhoneの「Wallet」アプリを使うと、Apple Payを利用したタイミングの位置情報が残るので、大体のお店の位置を把握することができます。この位置情報から利用先を思い出すことはできるものの、家計簿アプリなどに自動で反映することは不可能。
これって、あとから支出の見直しをしたいときに、どこでいくら使っていて何の出費が多いのかを確認できないってことなんですよね。
全部「物販」とひとまとめにされてしまうので、食費が多いのか日用品を買いすぎなのか、コンビニを使いすぎなのかスーパーでの買い物金額が多いのかを判断できないってわけです。
交通機関専用に使い、普段の支払いはクレジットカードで
というわけで、これまで日常使いしていたモバイルSuicaは、いったん電車に乗るとき専用の決済手段として使うことにします。
日常使いする決済手段は、クレジットカードに変更。サインしたり暗証番号を入れたりするのが手間になりますが、まあ決済がめんどくさくなればお金の無駄遣いも減るでしょうし。
「明細がチェックできない」って欠点を除けば、おそらくモバイルSuicaは万人にとって使いやすいキャッシュレス決済になると思います。特に家計簿を付けたりしていないよって人は、メインの支払い手段として使ってみてはいかがでしょうか。
