私は普段からGoogleドキュメントを愛用していまして、無料で高性能なエディタが使えることを大変便利に感じています。ただ、Googleドキュメントには1つだけ不満がありまして、それは文字入力の際にちょっとしたラグを感じることです。
Google日本語入力に変更
パソコンからGoogleドキュメントを使っているときによく感じるんですが、キーボードで入力した文字がGoogleドキュメントの文字として反映されるまでに、少し遅れが出るよね、と。
特にMacの標準IMEである「日本語IM（ことえり）」を使っているときが顕著で、数秒遅れるというほどではないものの、コンマ数秒だけ微妙にラグが発生している感じです。
これを解消するための方法として、まずGoogle日本語入力を試してみることにしました。日本語IMよりはGoogle日本語入力のほうが相性がいいのか軽量なのか、若干ラグは感じにくくなりました。
それでもやはり、大きく気になるとはいえないものの、少し気持ち悪い引っかかりが残ってしまいます。たぶんタイピング速度が速い人は、私と同じような気持ち悪さを感じているんじゃないかと。
自動保存を無効にしてオフラインで使ってみる
次の解決法として試したのは、Googleドキュメントの自動保存機能を無効化してみることです。厳密にいうと、Googleドキュメントは自動保存のオンオフを切り替える機能を提供してはいません。
ですが、インターネット接続を切ってオフライン環境で使えば、サーバーとのやり取りがなくなって擬似的に自動保存機能を無効化することができるんじゃないかと考えています。
Googleドキュメントをオフライン環境で使うためには、Chromeに「Google オフライン ドキュメント」という拡張機能を入れて、Googleドキュメントのファイルメニューから「オフラインで使用可能にする」にチェックすればOK。
ただ、こちらのやり方を試してみてもあんまり体感的は変化は起こらず。自動保存のデータのやり取りがGoogleドキュメントを重くしているわけではないんですかねー。
ブラウザを変更してみる
私はMacの環境下でChromeを使ってGoogleドキュメントを編集していますが、これをSafariに変えてみたらもしかしたら早くなるかも？と思い試してみました。
すると、これが案外快適。SafariだとChromeでは使用可能な「Google音声入力」とかオフライン環境での編集機能が使えなくなりますが、その分だけ軽量化されて動きが軽快になるのかもしれません。
できればGoogle製のChromeに揃えたほうが気持ち的にはスッキリするんですけど、Googleドキュメントをより快適に使いたいなら別のブラウザを試すのもいいかもしれません。
テキストエディタに下書きする
最後に私が一番良く使っている方法ですが、あらかじめテキストエディタに文章を下書きしておいて、Googleドキュメントは清書用に使うってやり方がもっとも実用的なのかなと思います。
私はMacのAppストアで配信されているプログラミング用のテキストエディタ、「CotEditor」を愛用しています。テキストエディタなら、WordやGoogleドキュメントとは比べ物にならないほど軽快に文字入力できます。
まずはCotEditorでバーっと文章を書き上げて、区切りのいいところまでいったら全選択してGoogleドキュメントにコピペ。つまりGoogleドキュメント上では文字入力をしないって方法ですね。
根本的な解決にはなりませんが、Googleドキュメントの優秀な機能を使いつつ、文字入力のラグを避けるためには一番手っ取り早い方法なのかと。
というわけで、多くの人にとってはあんまり気にならない問題だと思いますが、タイピング速度が早い人でGoogleドキュメントのラグを感じているなら、こういう方法を試してみてはいかがでしょうか〜。
