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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

初心者でもベテラン並みの評価を得られる「スピード」仕事術

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スキルも経験もない初心者でも、ベテランと同じくらい周囲から高い評価を得られる仕事術があります。それは、誰よりも早く仕事を終わらせることに専念することです。

圧倒的なスタープレイヤーのアドバイス

日本一稼ぐ弁護士の仕事術

日本一稼ぐ弁護士の仕事術

  • 作者:福永 活也
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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最近読んだ『日本一稼ぐ弁護士の仕事術』という本の中で、次のようなエピソードがありました。

以下は、私が弁護士2年目の時に、当時の法律事務所内では圧倒的なスタープレイヤーだと思っていた先輩に何気ない会話の中で言われた言葉です。

「最近の弁護士は、ともかく深い専門性や最先端の知識、特別なスキル、経験を得ようと試行錯誤している。しかし、弁護士業もサービス業であり、誰よりもスピードがある、誰よりも丁寧、誰よりも依頼者と感情を共有するといったことでも、クライアントには十二分な訴求力になる。そして、これらは弁護士1年目からでも追求することができる」。

特別なスキルを強みにして活躍しようと考えている弁護士がたくさんいるが、本質はそこじゃないんだと。人よりも早く仕事をしたり丁寧に作業をこなしたりするだけでも、クライアントに選ばれる弁護士になれるんだと。

弁護士ほど立派な職業ではありませんが、フリーのライターとして働いている私にも、よくわかる話でありました。特に「誰よりもスピードがある」の部分。

「スピード」は立派なスキルの1つ

たとえスキルも経験もない新人・初心者であっても、「スピード」を極めることで一流のプレイヤーと肩を並べることができるものです。

私も駆け出しライターの頃は、今よりもずっとスピードを意識して仕事をこなしていました。ライターの仕事は原稿を依頼されて「○日までに仕上げてくださいね」という納期が設定されます。

その納期が仮に1週間後であれば、その半分の3日で完成させて提出する。仮にクオリティが低かったとしても、納期までに余裕がある状態で受け取れれば、クライアントからしてもありがたいものです。

修正が必要になっても十分に時間を取れますし、評価も上がりやすくなります。より割高な案件を振ってもらえたり、別のクライアントを紹介してもらえる可能性も上がるでしょう。

7日〆切を3日で、3日〆切を1日で終わらせる

1週間後が〆切の仕事は、今から3日後までに完成させて提出する。3日後が〆切なら、明日までに完成させて送るようにする。そんな習慣を身につけることで、新人でも初心者でも高い評価を得られるようになります。

加えて、〆切間近になって「終わらない…どうしよう…」という不安に襲われるのも避けることができます。まさにいいことずくめなので、ぜひ実践したいライフハックです。

かくいう私は、なかなか〆切を前倒しして仕事を進めることができずに悩んでいるんですけども。ここは初心に返って、スピード重視のワークスタイルを取り戻す努力をしましょうかね。