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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

ピカソも実践していた「文章を書くための最大の秘訣」とは

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私たちはついつい考えすぎて、行動を起こすのをためらってしまうものです。そこでピカソの名言にもある「行動することの大切さ」についての話について書いていきます。

アイデアは考えているときではなく、書いているときに浮かぶ

『Think clearly』の冒頭で、「文章を書くための最大の秘訣」というかなり有用なライフハックがいきなり紹介されています。それはどんなものなのかというと、次のように書かれています。

あなたにこっそり、「文章を書くための最大の秘訣」をお教えしよう。たとえあなたが文筆業にたずさわっていなくても、この知識は役に立つ。

その秘訣とは、 何を書くかというアイデアは、「考えているとき」にではなく、「書いている最中」に浮かぶ ということだ。

文章なりイラストなり音楽なり、なんらかのクリエイティブな作業を経験したことのある人ならわかると思いますが、新しいアイデアって腕を組んでウンウン悩んでいるときには思い浮かばないものなんですよね。

「何を書いたらいいのかわからない…」と悩んでいるよりも、まずはなんでもいいから一文書いてみたほうが、筆がスラスラ進むようになります。私もライターとして文字を書くことを仕事にしていますんで、これは非常によくわかる話でした。

「考える」という楽な道より「行動」する道を選べ

それでもなぜ私たちは考えすぎてしまうのかというと、それは文章を書いたりイラストを描いたりするよりも、その場にとどまって「考える」ほうが楽な選択肢だからだといいます。

言うは易く行うは難し。考えるだけで先に進めないことは私にもよくある。思考の飽和点をとっくに過ぎていても、つい考えすぎてしまう。

どうしてだろう? それは、 考えるほうが簡単だからだ。

何か行動を起こすよりも、イスに座って考えるフリをしているほうが、身体的にも精神的にもエネルギーを消費しない。私たちはついつい楽な方向へ進みがちなので、これは当然のことなのかもしれません。

ピカソも理解していた行動することの大切さ

パブロ・ピカソは「新しいことに挑戦する勇気」がいかに大切かを、きちんと理解していた。

ピカソはこう言っている。「何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない」。

偉大な画家であるピカソも、行動することの大切さを訴える言葉を残しています。私の立場で言い換えるなら、「何を書きたいかは、書きはじめてみなければわからない」となるでしょうか。

私も仕事やブログの更新で、書くことが思い浮かばなかったり筆が止まってしまうことが少なくありませんが、そんなときにはピカソの言葉を思い出して、まずは一歩でも前に進むことを大切にしたいと思ったのでした。