これまで自分のことをアマチュアなライターだと思っていましたが、今後はプロのライターとしての自覚を持って仕事に取り組みたいと思った話です。
自分をプロだと思うのはおこがましい?
現在私はライターの端くれとして、企業ブログとか各種メディア、あるいは書籍のゴーストライターなんかを手がけて生計を立てています。この仕事を始めて3年以上が経ちますが、いまだに自分のことはプロだとは思えていなかったりします。
もっと上を見れば新聞社の記者や有名なネットメディアのライターなど、実力ある人たちがたくさんいると思っていたからです。そうしたプロの方たちと同じように、自分もプロだと名乗るなんておこがましい、と思っていたわけです。
ですが自分は初心者のままだと思っていると、いつまでも単価が上がらないし活躍の場も広げることはできません。自分のスキルを安売りして、長時間労働にもつながってしまいやすくなるでしょう。
お金をもらったら、その時点でプロの仲間入りだ
最近読んだ『労働2.0』って本では、
ジャンルを問わず、「お金さえもらえたらもうプロ」だと私は定義しています。
ということが書かれていました。素人だからと失敗を恐れて尻込みするのではなく、プロだと自認して前に進み続けることで、失敗しながらも成長していける。
だから、もっとプロを名乗って活動していけばいいんだ、と。
よくよく考えてみれば、美容室でもアパレル店でも、私たちがお金を払うときにはいつもその道のプロのサービスや商品を買いますよね。ということは、同じように誰かからお金をもらって仕事をしているということは、もう立派なプロだと考えてもいいのかもしれません。
良くも悪くもプロの意識を持って働きたい
「自分はプロだ!」って意識があれば、それが自信に繋がって、割に合わない仕事を断ったり単価アップの交渉ができたりと、より働きやすくなるメリットが生まれます。
難易度の高い仕事にも積極的に取り組めれば、スキルアップにもつながるでしょう。「本職のプロの人から見たら気分が悪いのではないか?」と心配になりますが、実際はわざわざ注目して見てないでしょうし。
というわけで私も、今後はプロとしての自信や誇りを持ってライターとしての仕事に取り組もうと思ったのでした。