台所のスポンジは汚い!ってのは有名な話で、食べかすが付着しているうえに水気を保っているわけですから不衛生になるのは当たり前でしょう。人体に悪いと言う話までは聞きませんが、気持ち的にはかなり気になるポイントですよね。
個人的にはできるだけものを持たないミニマリストな暮らしを目指しているので、「台所用スポンジを使わない」という生活も目指してみることにしました。ちょっとやりすぎ?
台所用スポンジには1cm四方あたり5兆4000億の細菌
私が愛読する「パレオな男」では、こんな記事が投稿されていました。いわく、台所用スポンジには1cm四方あたり5兆4000億の細菌の付着しており、沸騰したお湯で茹でてもその数は減るどころか、増やしてしまう可能性もあるんだとか。
人に何らかの病気を引き起こすものではないとしても、何だか気になってしまう話ですよね。
個人的には箸とスプーンくらいしか日常的に洗うことはないんですが、それでも台所周りのカビとか水気とかが気になるところです。んで、「台所用スポンジを断捨離するか、別の清潔なアイテムに置き換えることはできないか?」と思考実験してみようと思ったわけです。
そもそもの食器を減らすことがマスト
スポンジを断捨離しようと思うなら、スポンジを使わないと洗い終わらないくらいの大量の食器を使わないことが、まずポイントになるでしょう。来客用にと箸やお皿を大量にストックしていると、ついつい使いすぎて洗い物が溜まってしまうもの。
一人暮らしであれば、箸と皿が1セットあれば十分。来客用は紙皿や割り箸を用意しておけば十分なんじゃないでしょうか。
そうやって使用する食器の量を減らしておけば、台所用スポンジを使う機会も減らせるんじゃないかと。
スポンジ代わりになりそうなもの
スポンジ代わりになりそうなものって、考えてみると意外と思いつかなくてびっくり。そんなに昔から使われているものではないと思うんですけど、昔の人々ってどうやって食器を洗っていたんですかねえ。
1.素手で手洗い
ひとまず第一候補として考えられるのが、石けんを手につけて泡だてて、指の腹を使って手洗いする方法でしょう。手が荒れやすくなるかもしれませんが、無添加の石鹸とか重曹とか、合成洗剤じゃないものを使うと少しは手に優しいはず。
油汚れを素手で洗うのは現実的じゃないと思いますんで、ひどい汚れは別の方法を考えたいところ。
2.「あみたわし」
スポンジの代替品を探していたところ、「あみたわし」なるものの存在を発見。
漢字で書くと「編みたわし」もしくは「網たわし」でしょうか。ナイロン製の繊維がメッシュ状になったアイテムで、スポンジに近いけれど風通しが良さそうで清潔に使えそうです。
100円ショップでも売られているっぽいので、これは試してみたいところ。
3.水切りネット
あみたわしについて調べていたら、ふと「これ、水切りネットでもよくね?」と思ったりもしました。三角コーナーとかで使われるネットのことですね。
手触りがやわらかいストッキングタイプのものなら、手や食器を傷つけることもなさそう。何より使い捨てできるし値段も安く経済的。生ゴミの処理にも使えますし、結構有力な候補かもしれません。