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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

音声入力のメリットは「早く書ける」ではなく「楽に書ける」だと思う

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執筆速度アップを目的にして音声入力を始めた私。AppleやGoogleの音声入力を使って少しでも執筆にかける時間を短縮できないかと考えていたわけです。しかし、実際にヘビーに使ってみると、そんなに執筆時間は減らないことが判明。

しかし、書き始めるまでのハードルが下がり、書き終えた時の疲労感も軽減することはできたぞって話です。

音声入力はそこまで早くない

「キーボードを打つ速度よりも人が喋るスピードの方が早いから音声入力は早く書ける」といわれることがありますが、実際はそんなことないってことに気づきました。

もともとのローマ字入力のスピードがそこそこ早かったってのもありますし、私は滑舌が悪い人間なので喋った内容を拾ってくれる精度がやや低くなるってのもありますが。

音声入力で書き上げた原稿を、後からパソコンで編集したりミスを直したりする時間を加えれば、音声入力もキーボード入力も同じくらいの執筆スピードになりそうなことがわかりました。

むしろ私の場合、執筆スピードを求めるのであれば、音声入力を使わずキーボード入力に絞った方が速そうな気もします。

書き始めるまでがスムーズ

しかし音声入力の魅力は別のところにあるということにも気づきました。それはキーボード入力よりも圧倒的に「楽に書ける」ということです。特に書き始めるまでのハードルがめちゃくちゃ低くなる。これは大きなメリットだと思います。

キーボード入力を使ってブログや原稿を書き始めようとすると、どうしても腰が重たくなってしまいます。「よっしゃ書くぞ!」と、気合いを入れないとなかなか取りかかれないといいますか。

しかし音声入力なら、Googleドキュメントを立ち上げて喋るだけなので、圧倒的に書き始める心理的抵抗が低くなるわけです。喋ることで頭が活性化するのか、書き始めた以降も言葉がすらすらと出てくることが多いですし。

書き終えた後の疲労感も軽減

それにブログや原稿を書き終えた後の疲労感も圧倒的に軽減されると思っています。キーボード入力だと「ふぅ。書き終わった」と疲労感が残るものが、音声入力なら「あれ、もう書き終わった!」とびっくりする感じ。

そのままの勢いでブログを一気に2〜3記事下書きしたり、予定よりも早く仕事を終わらせられたりすることもしばしば。「めんどくさいな〜」「疲れたな〜」とグダグダ休憩する時間が減るので、その分だけ執筆スピードは速くなっているかもしれません。

音声入力を執筆スピードアップのために使おうとすると、すぐに挫折してしまいそう。なので、あくまでも楽に書けるというメリットを享受するために、これからも音声入力を活用していきたいと思います。