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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

【レビュー】ロゴス「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」を自宅で使ってみた

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以前書いたように、私は自宅の家具や日用品をアウトドアグッズに置き換えたいってビジョンがあります。その第一弾として購入したのが寝袋。

ロゴスの「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」という封筒型の寝袋は、おとなしめのデザインと、オールシーズン使える汎用性が魅力ですが、持ち運びやコスパは微妙な製品でした。

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TL;DR

ロゴス「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」は、オールシーズン使えてデザインが垢抜けているが、コスパと携帯性はいまいち。

コスパも携帯性も微妙だが、オールシーズンOKが魅力

ロゴスの「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」は、2万円ちょっとで買えるハイエンドクラスの封筒型シュラフです。ミニマリストのブログを読んでいるとよく名前を見かけていたため、私も購入するに至りました。

とはいえ、2万のシュラフで適正温度-2度ってのは、ちょっとコスパは悪め。同じ価格帯のマミー型シュラフを選べば、同メーカーでも-15度までOKな製品が見つかります。

これとか。

一般的にマミー型シュラフの方がコンパクトに畳めるんで、携帯性って面でもマミー型に軍配が上がります。それなのになぜ封筒型のこのシュラフを選んだのか?

それは、冬はもちろん春秋、夏にも使えるっていうオールシーズン対応な点に惹かれたからであります。ふわふわのマミー型シュラフは、冬に超快適な寝床になり得ますが、一方で夏に出番はありません。

その点「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」の場合、ダウンが入った外側のシュラフと、フリースでできた毛布みたいなインナーシュラフがセットになっています。

つまり、冬はアウターシュラフ+インナーシュラフで暖をとり、春秋はアウターシュラフのみで過ごせて、夏はインナーシュラフをタオルケットのように使う…のように活用できるわけです。

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参照:http://www.logos.ne.jp/products/info/2824

多少コスパが悪くてかさばろうとも、1枚でオールシーズン使えるっていう魅力には、私の中のミニマリストの部分がどうしても抗えませんでした。

ここ数日自宅のフローリングの上で使っていますが、寒かったり寝心地悪かったりという経験なし。まったく後悔しておりません。

蛍光色でなく、唯一無二のシックなデザイン

「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」の魅力というか、そもそものメーカー「ロゴス」のいいところがもう1つあります。それは、シュラフのデザインが目にやさしいってことです。

たとえば、登山用で有名なmont-bellの寝袋ラインナップを見てみると、どれも悪目立ちしそうな蛍光色ばかり。

高品質で評価も高くぜひ使ってみたいシュラフではありますが、これを自宅で使うってのはちょっと勇気がいりますよね。一方のロゴスは、私が買った寝袋以外もおとなしめなデザインばかりが揃っています。

他のブランドにはあまり多くない、シックなデザインだったってのもこのシュラフを選んだ決め手の1つでした。

ダウンとフリースの抜け毛が気になる

ただし、ここ1週間ほど使って気になったのが、ダウンとフリースの抜け毛です。

アウターシュラフの掛部は、よくあるダウンジャケットのようにキルト加工されていますんで、中身のダウンが偏りづらいメリットがあります。その反面、縫い目に羽が刺さって、中の詰め物が出てきてしまうのがネック。

まあこの辺りはダウンを扱うにあたって避けては通れない道なのでしょう。

もう1点、ちょっと許せなかったのが、インナーシュラフの抜け毛です。こちらはフリース素材の毛布のような生地なんですが、これがまた大量の抜け毛が発生していまして…。

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綿のシャツを着てインナーシュラフにくるまっていたら、外に出た時に茶色い毛玉がびっしり。生地が傷むことを承知の上で、全体を粘着テープでコロコロさせて、余分な抜け毛を処理したのでした。

これなら普通にダウンの封筒型シュラフを買って、ニトリなんかで売っている毛布をインナーシュラフとして代用してもよかったのかな〜と思ったり。

まとめ

以上、ロゴス「プレミアム ダウンコンフォート3セパレーター」を自宅で使ってみた話を書いてきました。

最後にちらっと不満を書いていますが、寝袋としては概ね満足。やっぱり1枚でオールシーズン使えるって魅力は捨てがたいです。

キャンプ用に使おうと考えている方にはあんまり参考にならないかもしれませんが、自宅で布団の代わりに使うことを考えている方には役立つ感想になるはず。ぜひお試しください〜