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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

人間は「多様性ある食事が不可欠」ではなくて、「どんな食べ物も大抵食べられる」生き物では?

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「いろんなものをバランスよく食べなさい」なんてのは、私たちが子どもの頃からよく聞かされた話です。多様性ある食事を取らないと、不健康になってしまうよっていう。

しかし私は「どんな食べ物も大抵食べられるように進化した」のが人間であって、古代からいろんなものをバランスよく食べていた生き物ではなかったように思うのです。

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1.人間はバランスよく食べないと不健康になってしまう生き物?

私たち人間にとって健康で健全な食事というと、「たんぱく質と炭水化物、脂質の3大栄養素を軸に、バランスよく食べましょう」ってものだと思います。

逆に、炭水化物ばかり食べていたりたんぱく質が不足したりすると、健康に害を及ぼしたり生活習慣病になってしまう。一昔前までは「1日30品目食べましょう」なんて話もあったくらいです。

でも、それって600万年前の狩猟採集時代に最適化されている人間の体には、どうしてもミスマッチのように思えたりするんですよね。

2.古代では「バランスよく食べる」なんて不可能だったのでは?

というのも、古代にはバランスよく食べる…なんて不可能だったと思うからです。動物の肉や木の実なんかが日常的な食事だったと思うんですが、そういう暮らしではどうしても「1日30品目」なんて無理だっていうイメージがあります。

四季に応じて食べるものが変わりつつも、基本的には毎日似たようなものを食べる偏った食生活が、人間の本来の食事では?と思えたりもするんですよね。

だからといって、カップラーメンやコンビニ弁当ばかりの、「加工食品に偏った食事」ってのは百害あって一利なしだと思いますけども。

3.加工食品さえ避ければ、偏った食事でもいいんじゃね?説

現代の人間が悩む生活習慣病の類は、ほとんどが加工食品の食べすぎによって引き起こされている…というのが私の持論です。

ですので、私たちが心がけるべきは、バランスよく食事をするってことよりも、加工食品を減らすってことにあるんじゃないかと。ハムやベーコンといった加工肉もそうですし、ポテトチップスや炭酸ジュースのようなジャンクフードも当てはまります。

そうした加工食品さえ避けていれば、多少炭水化物や脂質に偏った食生活をしていても何の問題もないのでは…と考えたりするわけです。

ちなみに私も、冷凍ブルーベリーにヨーグルト、リンゴやオレンジといったものばかり食べていますし。これが実際、身体にいいのかどうかはわかりませんが、少なくとも主観的な健康度は高め。

「加工食品さえ避けば、あとは自由に食べていい」っていう、私の食生活に対するシンプルなルールがアタリなのかもしれません。

まとめ

以上、人間は「多様性ある食事が不可欠」な生き物ではなくて、「どんな食べ物も大抵食べられる」生き物に進化したのでは?という話を書いてきました。

どんなものも食べられるよう雑食性に進化したってのが正しい認識であって、多様性ある食事をしないと不健康になる…ってのは主客転倒しちゃってるんじゃないの、っていう私の考え方であります。

健康的な食生活とはなんぞや?ってのにはいろんな説がありますが、少なくとも加工食品を減らして悪いことはないでしょう。バランスの良い食事よりも、まずは生の野菜・フルーツや肉・魚なんかを使った食事をしたいですね。