Better Better Days

テーマは「昨日の自分に教えたいこと」。ベタベタデイズ【BBD】がお送りします。

うつ病と老化を防ぎたいなら、体内の「炎症」を抑えるべし

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「炎症」というと、外傷とか口内炎とか、肺炎なんかをイメージすると思います。しかし、脳をはじめとする内臓にもできることがあるのが炎症という現象です。

体内で炎症が進むと、うつ病や老化の原因にもなるんで、自然に触れる機会を増やしたり、食物繊維をたくさん食べたりして防ごう!って話です。

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1.スーパー高齢者は炎症が少ない

長寿大国日本では、よく100歳を超えているのに元気にメディアに出ていたり、本を出していたりする「スーパー高齢者」がいます。テレビをつければ、「健康長寿の秘訣は!?」みたいな感じで、食生活やライフスタイルが紹介されるのを目にするでしょう。

そんなスーパー高齢者たちは、普通の高齢者と比べてなにが違うのか?それを調べた研究があります。

2016年、慶応大学医学部のチームが、スーパー高齢者の秘密を探る研究を行いました。被験者は日本に住む 85 才~110才の高齢者1554人。血液検査で全員の肝機能や細胞の劣化といった老化の指標をチェックしたところ、スーパー高齢者たちの体には、ひとつだけ大きな違いがありました。

体の炎症レベルが異様に低かったのです。

風邪や口内炎もそうですし、アレルギーなんかも炎症の一種です。スーパー高齢者たちの体は、こうした炎症の度合いが低いっていう傾向がみられたんですね。

ここから「スーパー高齢者だから炎症レベルが低い」のか、「炎症レベルが低いからスーパー高齢者になれる」のかはわかりませんが、少なくとも私たちが健康に生きたいなら、体内の炎症を防ぐことがポイントになりそうです。

2.炎症がうつ病の原因にも?

さらに『最高の体調』では、炎症がうつ病の原因になるという説も紹介されています。私も不安障害を持っている身ですので人ごとではありません。

これまでの研究では、セロトニンやドーパミンといった脳内物質のバランスが崩れることにより、うつ病引き起こされるとされてきました。だから「SSRI」と呼ばれるような、セロトニンの吸収を操作するような抗うつ剤が使われるわけですね。

ところが、これとは別に「脳の炎症がうつ病の原因では?」という考え方があるんです。

その代わりに注目され始めたのが「鬱病の炎症モデル」です。人体が何らかのダメージを受けてサイトカインという炎症性の物質が分泌され、脳の機能に影響をあたえるという考え方です。

これなら、まれにいる抗うつ剤がまったく効かないうつ病患者さんにも説明がつきます。そもそも脳が物理的に炎症を起こしてしまっているのが原因なら、セロトニンをどうこうしようが治るわけではないでしょうから。

脳内物質をいじってうつ病を治そうとするよりも、脳の炎症ダメージを回復させるって考え方のほうが、私としては納得しやすいし「試してみよう!」って思えたりします。

3.「自然」「人間関係」「食物繊維」が炎症防止のカギ

んで、気になってくるのが「なら、どうやって炎症を治せばいいの?」って点でしょう。これはこの記事では詳しく書きませんが、主に3つのポイントがあります。

  1. 自然に触れる
  2. 友人と時間を過ごす
  3. 食物繊維を摂取する

特に一番上の「自然に触れる」ことの効果は非常に大きく、部屋に1つ観葉植物を置くだけでもずいぶんと違ってきます。あるいは、自然音や自然の写真でもOK。自然との接触を増やすと、副交感神経が活発になってリラックスできることがわかっています。

また、ひとりぼっちではなく友人と楽しい時間を過ごしたり、食物繊維の摂取量を増やして「腸」を健康にすることも効果的なんだとか。

詳しい対策方法や実験のデータに関しては、『最高の体調』をお読みください。

まとめ

以上、うつ病と老化を防ぎたいなら、体内の「炎症」を抑えるようって話を書いてきました。

最高の体調』では、ほかにも進化医学の観点から、「600万年前の狩猟採集生活に最適化した人間の心身に合わせた暮らし方をしよう」って話が書かれています。

健康に興味がある方ならすごく楽しめると思いますんで、ぜひお手に取ってみてください〜。