「宝くじを当てる」「起業する」「玉の輿を狙う」など、金持ちになる方法っていくつもあるような気がしてしまいますが、突き詰めると3つの方法しかないってことに気づきます。
それは「収入を増やす・支出を減らす・投資で殖やす」の3つであります。
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1.金持ちになる3つの方法
『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』という本では、お金持ちになるための方法は3つしかないと断言しています。それをもとに「お金持ちの方程式」も導き出していて、それは以下のシンプルな式になります。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
同書では、これに続いて以下のようなことも述べられています。
この方程式から、お金持ちになるには、次の3つの方法しかないことがわかります。 ❶ 収入を増やす ❷ 支出を減らす ❸ 運用利回りを上げる
この記事のタイトルにも書いた「収入を増やす・支出を減らす・投資で殖やす」の3つの方法ですね。これを実践することでしか、資産形成はできない、つまりお金持ちにはなれないということであります。
いわれてみれば「たしかに!」と思うんですが、私はこんな方程式なんて意識したこともなかったですし、お金持ちになる方法が3つしかないってのも衝撃的でした。鋭い指摘ですよね〜。
2.より長く働いて収入を増やすことが基本
んで、この3つのうちお金持ちになるための一番の近道は、いうまでもなく「収入を増やす」ことでありましょう。
支出を減らすってのは要は節約のことで、これはだれだって実践することは可能です。知識をつければ投資に挑戦し、年3%くらいの利回りを狙うことはできるでしょう。
一方で収入を増やすってのは、もっと積極的な努力が求められます。今会社員として平日働いているなら、土日限定のアルバイトを入れたり、退社後に稼ぐための副業を始めたりしないといけません。
家族が病気になってまとまったお金が必要…みたいな切羽詰まった状況にならない限り、普通の人が土日にアルバイトを入れたり副業を始めたりするのは難しいものです。
「お金持ちになれたらいいな〜」くらいのモチベーションですんで、土日の休みや仕事終わりのリラックスタイムを削ってまでお金を稼ごうとは思わないからですね。
マネー誌なんかでは「老後資金は最低3000万」なんていわれ方をすることがありますが、これは定年後働かずに過ごした場合の数字です。老後も現役時代と同じくらい稼ぐ力を持っていたとしたら、そもそも貯金なんて必要ないでしょうから。
というわけで、お金持ちになるための基本としては「より長く働くこと」に尽きるでしょう。働く時間を増やせば増やすだけ、収入は増えていきます。
3.働きたくないなら、節約して投資の知識をつけよう
とはいえ、多くの人にとっては「そこまでして働きたくはない」ってのが本音でしょう。働けば働くだけ収入が増えるってことをわかっていたとしても、家族の時間もつくりたいし、趣味の時間も確保したいって思うのが普通ですから。
だったらやるべきことは2つです。節約して、投資の勉強をすることですね。
実家に転がり込んで、外食や割高なお惣菜を買うことなく、健康的でお金のかからない食生活を送るようにすれば、月10万円あれば余裕を持って生きていくことができます。
もし月収20万の人が10万円で生活できたら、毎月10万円を資産形成に回すことができるってこと。年額120万円ですね。
さらに投資の勉強をして、この年額120万円を運用するためのノウハウを身につければ、120万が126万になったり(5%)、132万になったり(10%)するわけです。いわゆる「お金に働いてもらう」状態でしょうか。
これなら働く時間を増やすことなく、お金持ちに一歩近づくことができるようになります。土日にアルバイトを入れるよりも、こちらのほうがずっと楽なはず。
「働きたくないけどお金持ちになりたい」って人は、まずは節約と投資の勉強をがんばりましょう〜。
まとめ
以上、お金持ちになるなら「増やす・減らす・殖やす」の3つしかないって話を書いてきました。
基本的には、よりたくさん働いて収入を増やすことが近道です。しかし「そこまでして金持ちになりたくない」って思うなら、節約と投資の勉強をすることが大事だぞってことですね。
特に「収入を増やす・支出を減らす・投資で殖やす」の3つでしか金持ちになれないってのは、シンプルで覚えやすい法則だと思いますんで、スマホとかにメモして見返してもらったらいいんじゃないかと思います。