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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

詳しくない人に「安くて早い格安SIMだよ」とおすすめするならこの2つ

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docomoやau、Softbankなんかを使っている人からすると、格安SIMの月額料金の安さは非常に魅力的に映るものです。しかし、これまでにMNPでキャリアを乗り換えたり、格安SIMについて詳しく調べたことがない人にとっては、「どれがいいの?」「どう手続きするの?」となってしまうようです。

そこで今回は、私が次回の更新月に乗り換えを検討している格安SIMと、場合によっては強くおすすめできる格安SIM、2つを紹介したいと思います。

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1.あんまり詳しくない人に「おすすめの格安SIM教えて!」と聞かれたら

先日「格安SIMに興味あるんだけど、よくわからない」と相談を受けたことがありました。職場の人が格安SIMに乗り換えたらしく、大手3大キャリアと比べると圧倒的に月額料金が安くなるんで、自分もそうしてみようかと考えている、と。

とはいえ格安SIMに詳しくない人からすると、たくさんある格安SIMのプロバイダのなかからどれを選んだらいいのか、わからなくなってしまうものです。ブランド名だけに釣られて、割高で回線の品質も悪いプロバイダを選んでしまっては、毎日がイライラの連続となってしまうでしょう。

ところで私は、現在Softbankで契約したiPhoneを所持しております。最近ではスマホを使う機会がめっきり減り、パソコンでしか仕事をすることがなくなったので、私のiPhoneも格安SIMに差し替えることを検討しておりました。

そのSoftbankの契約が年内に更新月を迎えるんで、数ヶ月前から「どの格安SIMがいいかな?」とじっくり調べていたわけです。回線速度と安さ、キャッシュバック金額なんかも比較して「これに乗り換えよう!」と決めたのが、次に紹介する「UQmobile」であります。

「UQmobile」がベスト!

UQmobileは、auの子会社的な格安SIMで、比較的安めな月額料金と、安定した高速回線が使えることが魅力の1つ。格安SIMによっては、利用者が増えすぎて回線が遅く、通信制限がかかっていないのにめちゃくちゃ遅い…なんて現象が起こってしまいがち。

でもUQmobileだけは、非常に高速な回線品質を保っているんですよ。過去には「UQmobileさんだけ早すぎるから、もっと遅くしてよ!」なんてほかの格安SIMプロバイダからいじめられたくらい。

選べるプランは、5分間以内の電話が使い放題の「おしゃべりプラン」と、毎月60分〜180分の無料通話がついてくる「ぴったりプラン」この2種類です。さらに各プランで2GB、6GB、14GBのデータ量から選ぶことができるんで、基本的に6通りのプランから選ぶことになります。

んで、意外と重要なのが「節約モード」という特典があること。これは最大300Kbpsの低速回線に自由に切り替えて、データ消費量なしで通信ができるオプションです。大手キャリアの通信制限下では128Kbpsになることが大半なんで、それより2倍以上早い…みたいなイメージです。

ラジオを聞いたり、LINEでメッセージのやり取りをするくらいなら全然困らないレベル。LINEの通話とかYouTubeの動画になると微妙なレベルかも?

月1,980円で大手キャリア並みの高速回線を使えて、5分間の電話し放題もついており、かつ節約モードでデータ量の調整も可能…となれば、これを選ぶっきゃない!という感じです。更新月を迎えたら、私はさっそく乗り換えの手続きをする予定。

場合によっては「LINEモバイル」

ただ、今回相談してくれた人に最終的におすすめしたのは、UQmobileではなく「LINEモバイル」でありました。なぜかっていうと、その人はスマホの利用時間の大半がSNSの利用が占めていたからです。

自宅に固定回線は引いておらずパソコンも持っていない人で、YouTubeとかで動画もほとんど見ないって人だったんですね。だったら、UQmoblieでもいいけど、むしろSNS使い放題プランがあるLINEモバイルでもいいんじゃないの?と。

LINEモバイルのコミュニケーションプランってのを選べば、InstagramやTwitter、LINEなどのSNSがデータ消費量なしで使い放題です。SNSメインでスマホを使う人にとっては、大変魅力的なプランでしょう。

デメリットとして「通信品質は悪いかも?」という点はあげられます。UQmobileやワイモバイルといった一部のプロバイダを除いて、格安SIMってのは通信品質が悪いのが普通です。Softbankなどのキャリア回線と比べると、ネットを表示するのもワンテンポ遅れるイメージ。

さらに利用者が多くなるほど通信品質が悪くなるってのが定番の流れですんで、人気が出て利用者が多くなるほど、通信品質はさらに悪くなっていく可能性があります。そのリスクを背負うことができるなら、SNS使い放題を目当てにLINEモバイルを選んでもいいのかな〜と思ったわけであります。

2.使えない期間はある?MNPして乗り換える場合の手順

格安SIMに詳しくない人の心配事の1つが「使えなくなる期間はあるの?」ということでしょう。私も「そういえばあるのかな?」と思った疑問点だったので調べてみることにしました。

結果、電話番号やスマホが使えなくなる時間帯はほぼないか、ごく限られていることが判明。大まかな流れとしては以下のような感じです。

  • 現在使っているSoftbankの窓口に電話して「MNP番号」を教えてもらう
  • 格安SIMを申し込む(この際、MNP番号を入力して手続き)
  • 宅配でSIMカードが届くのを待つ
  • SIMカードが届いたら、UQmobileやLINEモバイルのマイページから利用開始手続き
  • 格安SIMの回線が使えるようになる!(※)

ここで気になるのが、現在使っている大手キャリアの番号とデータ通信(ここではSoftbank)が、いつまで使えるの?ということでしょう。結論としては、(※)のタイミングまでちゃんと使えます。利用開始手続きが終わって、格安SIMで電話とデータ通信が使えるようになったタイミングで、Softbankの回線が使えなくなるってことですね。

つまり、電話やデータ通信が使えなくなるタイミングは、ほぼゼロってことであります。申し込みしてSIMカードが届くまでの間、1週間はスマホが使えない…なんてこともないのでご安心を。

3.ただし、残債があるなら更新月まで待つのがベター

ところで、格安SIMをおすすめするサイトを回ってみると、「たとえ更新月でなくとも、今すぐ乗り換えた方がお得!」なんて文句を目にすることがあります。アフィリエイト収入を増やすための煽り文句だったりもするんで注意してくださいね。

たとえばSoftbankでiPhoneを契約していたとして、月額料金には基本料に加え、iPhoneの本体代が含まれています。そのままSoftbankを使っていれば、本体代の半分くらいは「月々割」「月々サポート」みたいな割引で安くなっているものです。

しかしもし更新月以外で格安SIMに乗り換え、Softbankを解約してしまうと、iPhoneの本体代はそのまま払い続けることになります。しかも「月々割」「月々サポート」のような割引がなくなるんで、最悪の場合iPhoneの本体代の残債 + 格安SIMの基本料で、乗り換える前とほとんど月額が変わらない…なんて現象も起こり得ます。

ですので、格安SIMに乗り換えるのは、極力更新月を待つのがベター。

「どうしてもSoftbankが嫌い!」ってことがない限り、本体代をきっちり払い終えてから乗り換えるようにしましょう。ここを間違えると、格安SIMのおかげで一見基本料は安いけど、iPhoneの本体代の支払いでむしろ支出は増えた…なんてことになりかねませんのでご注意ください。

まとめ

以上、詳しくない人に「どの格安SIMがおすすめ?」と聞かれた際に、どの会社の格安SIMをおすすめするか、って話を書いてきました。

格安SIMの回線速度を測るサイトなんかを見てみると、UQmobileがずば抜けて高速だってことがわかると思います。なので個人的なおすすめは、断然UQmobile。

「SNSばっかり使ってるから」「LINE通話しまくるから」って人は、例外的にLINEモバイルを選んでもいいのかな、って印象です。

ともあれ、更新月を迎える前に乗り換えたりしないようにご注意くださいね。