「マンガを読み始めたら止まらなくなって、徹夜してしまった」なんて経験はありませんか?もしあるんだったら、同時に罪悪感もあったことでしょう。「また夜更かししてしまった」「貴重な休日を潰してしまった」みたいな。
でも見方を変えれば、それだけ強力な集中力を持っているってことでもあります。1つのことに集中して睡眠すら忘れてしまうってのは、いい作品に出会えた幸運もそうですが、自分の集中力に自信を持っていいと思うんです。
SPONSOR LINK
1.「マンガを読み始めて徹夜してしまった…」は悪?
アニメやマンガでよくあるシチュエーションですが、夜寝る前にマンガを読み始めたら、続きが気になってつい一気読みしてしまった…。なんて経験をしたことがある人は少なくないでしょう。私も気づいたら夜も更けていて、空が白んでいた…なんて経験があります。
そんな日には大抵大きな罪悪感に襲われてしまうものです。「しょーもないことに時間使ってしまった」「また夜更かししてしまった」「休日前の貴重な時間が…」みたいな。
でも、よくよく考えてみると、睡眠を忘れてしまうほど1つの物事に没頭するってのは、結構すごいことなんじゃないでしょうか。
古来より人類は、1つのことに集中しにくいデザインになっています。狩猟採集時代には、1つの獲物に集中するあまり、天敵のライオンを見落としてしまえば命の危険に関わります。
ですので、もともと注意力散漫なのが人間の本来の姿なんですよね。むしろ1つの対象に集中することが求められる現代が、少し異常なくらい。「集中力がなくて困ってる」って悩みを抱える人が多いのも当然のことです。
2.それだけ集中力がある証拠で、自信を持っていいのでは?
本来集中しにくい構造になっている人類。そんな私たちが1つの物事に没頭できるってのは、なかなかできるもんじゃないでしょう。仕事や勉強に集中できず困っている人もいるなかで、寝るのも忘れて集中できるのは自信を持ってもいいことのはず。
「それはマンガって集中しやすい対象だからでは?」という意見もあるかと思いますが、たとえ同じ作品を読んでいたとしても、没頭できる人とできない人がいるものです。ある人は別のことが気になってなかなか読み通すことができないけど、ある人は1日で既刊すべてを読み終わってしまう…みたいな。
集中力が乏しければ、マンガに没頭することすらできないわけです。だから、徹夜してマンガを読みふけることができるってのは、実は大きな集中力のポテンシャルを秘めているってこと。うまく活かすことができれば、仕事や勉強で成功することも難しくないでしょう。
3.いい作品に出会えた幸運にも感謝しよう
それに、寝ることも忘れて没頭することができる作品に出会えるってのは、とてつもない幸運でもあると思います。そういう作品ってのはなかなか狙って出会えるもんじゃありません。
そもそもつまらないマンガだったり、ほかの人が評価していても自分の好みに合わなかったり。星の数ほどあるマンガ作品のなかからランダムに1つ選んで、それが自分の大好きな作品になる確率はかなり低いでしょう。
だったら罪悪感を持つよりもむしろ、幸運な巡り合わせに感謝すべきなんじゃないでしょうか。少なくとも罪悪感より感謝の気持ちのほうが、心が明るくなって気分が前向きになるものですしね。
まとめ
以上、マンガを読みふけって徹夜なんてできる人は、もっと集中力に自信を持とう!って話でした。
これまで罪悪感を持ってばかりだった人は、見方を変えてポジティブな面を考えてみましょう。もしかしたらそれが、人生を変える出会いになるかもしれませんしね。