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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

クラウドライターに求められるのは、あれこれ質問せず「黙って完成品を仕上げる」ことだ!

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在宅フリーランスで働く私にとって、ランサーズやクラウドワークスといった場で仕事をもらうことは日常茶飯事です。多ければ月の収入の80%くらいをクラウドライターとしての仕事から得ることもあるほど。

そんなクラウドライターを2年続けてきて、「じっくり連絡を取りつつ仕事をする」べきなのか、「本業のジャマにならないよう連絡は最低限にする」べきなのかって議論に、自分のなかで結論が出たんでそれを紹介。

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1.クラウドライターとして働いてみた

nogunori.hatenablog.com

2年前にフリーランスとして独立して以来、主にランサーズやクラウドワークスといった場で稼いできた私。「簡単には稼げない!」なんていわれる働き方ですが、根気強く続けることで普通にアルバイトするよりはずっと稼げるようになったものです。

私が主に受注しているのは、文章を書く仕事であります。ブログ記事を代行したり、記事の構成を考えたり、校正・校閲に携わったり。最初は非常に低い時給で働いていたものの、長期間続けることでより高単価な案件を紹介してもらうことも多くなり、今では月収20万は堅くなりました。

んで、そんな風にいわゆる「クラウドライター」「1円ライター」みたいな身分で働いていますと、1つ気になる点が出てきます。

それは「クライアントと密に連絡を取って、不明点や疑問点を潰していくべき」なのか、それとも「最低限のルールを守りつつ、納品後の修正も覚悟でとりあえず完成させるべき」なのか、って議論です。

2.疑問点はすぐに質問し、頻繁に方向性をすりあわせるべき?

実は私は、ランサーズやクラウドワークスで仕事を発注する「クライアント」としても仕事をしています。「こんな記事を書いてください〜」って募集をかけて、ほかのクラウドライターさんに仕事をまかせる作業です。*1

そんな仕事をしていると、主に2つのタイプのライターさんと出会うんですよ。

1つは、連絡を密に取ってくるタイプ。「ここはこう理解してOKですか?」「もし〆切に遅れたらどうなりますか?」「この部分はオリジナルで書いていいですか?」みたいな。

もう1つが、まったく連絡を取ってこないタイプです。無言で応募し、無言で完成品を送ってくるタイプで、どちらかというとこちらのタイプの方がクオリティが高いってのが不思議なところ。

クライアント側からすると、どっちの方がありがたいかは明らかです。前者のように密に連絡を取ってくるタイプは、返事を考えて送信しなければいけない手間がかかります。メールに返信することだって、貴重な時間を取られるわけです。

一方で後者なら、ほとんど連絡の手間をかけることなく完成物を受け取れます。たとえ修正が必要になったとしても、早めに納品さえしてもらえれば柔軟な対応が可能です。

だったら自分がライター側に回ったときも、できるだけ不要な連絡をとらずに作業を進めた方がいいんじゃない?と思い始めました。

3.クラウドライターに求められている要件を考える

そもそもクラウドライターに外注するような記事って、あまり力が入っていないことが多いものです。本気でエネルギーを注いで記事を書こうとするなら、すでに活躍しているフリーライターさんにお願いするのが普通のはず。

そうではなく、玉石混交のクラウドライターに仕事を依頼するってことは、質よりもむしろ「量」を重視している傾向にあるでしょう。であれば、連絡を密にとって少しでも質を高めようとするよりも、ささっと書いてどんどん文章を量産する方が、クライアントのニーズに合っているんじゃないでしょうか。

もちろん質を軽視していいってわけではないですし、私自身も文章の質には自信を持って納品しています。ですが100%のクオリティを目指してクライアントに連絡の手間を増やすことになるよりは、80%のクオリティでいったんクライアントに渡してしまう方がWin-Winの関係になりやすいはず。

「クライアントへ連絡を取りすぎているかも」なんて思う人は、連絡の回数を減らして、納期を前倒しして完成品を送る方向にシフトしてもいいかもしれませんね。

まとめ

以上、クラウドライターに求められているのは、連絡のコストを増やさず黙って完成品を仕上げることだって話を書いてきました。〆切ギリギリで100%の品質を提出するのではなく、〆切を前倒しして80%の品質を提出した方が、きっとクライアントからの評価も上がるはず。

私と同じようにクラウドライターとして働いている方は、1つの考え方として参考にしてみてください。

*1:なお、このブログは外注せず私自身で100%書いております。