顔がいいと収入が増えるってデータや、成功しやすいって話をよく聞きます。外見がいいほうが周囲からの人気を集めて、周りからの評価も上がりやすいのでしょう。「ハロー効果」ってものもありますしね。
ところが『残酷すぎる成功法則』によると、イケメンや美女が成功するのは「自信」を持つからだ！っていう興味深い記述がありました。
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1.外見がいいと2500万円の収入増！
『残酷すぎる成功法則』によれば、
美しい女性は四％ほど収入が高く、ハンサムな男性は三％ほど収入が高い。大した違いではないように思えるが、平均的な雇用者の場合、職歴全般を通じての収入が二三万ドル以上増える計算になる。一方、魅力的でない女性は収入が三％ほど低く、魅力的でない男性は二二％も低いという。
っていう傾向がみられるそうな。外見が整った人はそうでない人よりも収入が多く、生涯年収でいえば23万ドル（2500万円）以上の差が出てくるんだとか。顔がいいだけでこれだけ収入が増えるなんて、美男美女はうらやましいですねえ〜。
そこで気になるのが、なぜ顔がいいと収入が増えるのかっていう原因ですね。顔がいいと周囲からの評価が上がって昇進しやすくなり、仕事上のキャリアを有利な方向へ持っていけるんでしょうか？
2.「ハロー効果」で周囲からの評価が上がる？
この件に関しては、私は最初「ああ、ハロー効果だよね」という感想を抱きました。
ハロー効果ってのは、別名「後光効果」とも呼ばれる現象で、その人に1つでも優れた点があると、その他の点でも優れているようにみえてしまうことをさします。要は、イケメンだと性格も良くて仕事もできて、周囲に気遣いもできる…みたいな根拠のない先入観を持ってしまうってことです。
これをもとにして昔から「第一印象に気をつけろ！」「得意なことを1つ持て！」なんてアドバイスがされますね。第一印象がいい人は有能に見えやすく、得意なことが1つでもあれば魅力的にみえるからってわけですね。
3.実は「自信」がキーワードだった！
しかし本書で紹介されているのは、まったく別の要因でありました。
見ばえの良い人のほうが稼ぐのは、その外見が好まれるからではない。調査によると、容姿が良い者は自信を持つようになるからだという。
つまり、外見がいいことに引っ張られて周囲の評価が上がるってわけではなくて、外見がいいと自分に自信を持てるから収入が増え、成功しやすくなるってことです。
事実、自信にみなぎっている人ほど生産性が高く、チャレンジ精神が豊富で昇進の可能性が高くなるってデータもあるそうで、自信過剰な振る舞いをするだけでえらい人とみなされる…って傾向も確認されたんだとか。
「自信過剰」って聞くとネガティブな響きのように思えますが、実際はメリットが多いみたい。私たちはもっと自信を持って仕事に取り組んだほうが良さそうですね。
まとめ
以上、イケメンや美女が成功しやすいのは、周りにチヤホヤされるからじゃなく、自分に自信を持てるからなんだ！という話を書いてきました。
自分の外見を変えようとするのは簡単ではありませんが、自信を持てるよう訓練するのはそう難しいことではないでしょう。収入を増やし成功に近づきたいなら、まず自分に自信を持てるよう工夫してみるのもアリでしょうね。
