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フリーランスって目指さないほうがいい?2年続けて感じたメリット・デメリットまとめ

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フリーランスとして独立し、在宅で仕事を始めてから2年ほどになります。当初は安定した収入が稼げなかったり、人との会話の少なさに不安を感じたり、確定申告のやり方がわからず右往左往したものでした。

つい最近では賃貸アパートの審査で肩身の狭い思いをしたばかりですが、それでも私はフリーランスになってよかったって思えます。今回はフリーライターとして稼ぐ私が感じる、フリーランスのメリット・デメリットを解説していきます。

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1.時間や人間関係、通勤から自由になれる

フリーランスになってからよかったと思うことは、やっぱりあらゆる制約から自由になれたことでしょう。働く時間や場所、人間関係はもちろん、「通勤」から解放されたことも大きいです。

世の中では社会人にとって不必要なものとして「会議」をあげる人が多いみたいですが、個人的にはそれより「通勤」のほうが不合理だと感じています。毎日ストレスを溜めながら長い時間かけて会社に出社…みたいなのは最悪。

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交通費のみならず通勤時間中の時給ももらわないとやってられなくね?なんて私は思います。そんな考え方をしてるんで、手厚く住宅手当を支給してくれる会社は魅力に見えたりもします。

ほかにも、頭がよく働く早朝に仕事ができることや、いつでも昼寝したりシャワーを浴びたりすることができること、イヤなクライアントはバッサリ切ることができるってのも大きいでしょう。

闇金ウシジマくん』のサラリーマンくん編で出てくるような会社員になってたらと思うとゾッとします。あんな感じの会社に勤める前に、フリーランスになれて本当によかったと感じます。

2.青天井に収入アップを目指せる

また、フリーランスは収入が安定しない職業ではありますが、逆に言えば青天井に収入を増やせるってことでもあります。20代で月収50万なんてのは、よほど成績がいい営業職でない限り達成できない水準でしょう。

しかし、フリーランスなら工夫と実力次第で月何十万円も稼げるってのが魅力です。いまではランサーズやクラウドワークスといった場がありますんで、途中で投げ出すことなく時間をかけて取り組めば、在宅ワークでも月10万くらいは稼げるようになりました。

コツコツと実績を積み上げて、別のクライアントを紹介してもらったり、高額案件の依頼を寄せられたりするようになれば、さらに月収アップが見込めます。

私自身も、月収10万円も難しかった独立当初を経験しましたが、いまでは月収30万に届きそうなレベルにまで成長しました。数字自体はそれほど多くありませんが、2年で3倍に月収が増えたってのは夢のある話です。

3.事務作業をすべて自分でやらないといけない

あらゆる制約から自由になり、収入も上を目指せるっていうメリットがあるものの、一方でデメリットも数多くあります。その代表例が、事務作業を一人で全部やらないといけないってことでしょう。

国民健康保険に加入し、国民年金を支払い、年度末には確定申告もやらないといけません。会社員であれば企業が社会保険料を天引きしてくれて、年末調整もやってくれましたが、フリーランスになるとそうしたサポートは受けられなくなります。

めんどうな事務作業によって本業を進める時間が圧迫されるんで、これは大きなデメリット。独立後早い段階から外注を雇うって手段もありますが、収入が乏しい独立直後はなかなかその勇気も出ないものです。

4.社会的信用がめちゃめちゃ低い

私はつい最近引っ越しを経験したんですが、不動産屋さんでは肩身の狭い思いをしたものでした。というのも、自営業者の社会的信用ってびっくりするくらい低いからです。遊び歩いている大学生のほうが社会的信用は高いっていう話も聞きました。

ほかにも、携帯キャリアでスマホの分割払いを申込んだり、パソコンを買うためにローンを組んだりする際にも、社会的信用の低さで苦労します。クレジットカードなんかもつくれなくなるって話がありますからね。

さらに、会社に属さず働いているっていうと、周囲の人間からも奇異の目で見られることが多いです。特に地方に住む両親・祖父母からは、いまでもあまり理解を得られていなかったりします。

5.「会社員に戻りたいか?」と聞かれたら…

このようにメリット・デメリット双方あるフリーランスですが、「会社員に戻りたい?」と聞かれたら絶対にNO!と答えます。1日中家にいても怒られず、それでいて人並みくらいには生活費を稼ぐことができる。

そんな暮らしが当たり前になったいまでは、会社に通勤して働きたいなんて思えなくなってしまいました。もちろん、会社員にとってのメリットは数多くあることも承知の上です。お金をもらいながらスキルアップのための研修まで受けられる点なんて、うらやましい限りです。

ですが、フリーランスの自由度の高さに比べてしまえば、どんなメリットもかすんで見えてしまいます。誰にでもできる働き方ではないと思いますが、目指す価値は十分あるのではないでしょうか。

まとめ

以上、フリーランスになって2年の私が感じた、フリーランスのメリット・デメリットを紹介してきました。会社員にもメリット・デメリットがあるのと同様、フリーランスにもいいところと悪いところがあるものです。

しかし、会社員とは決定的に違うのは「自由」ということ。一度この自由度の高さを手に入れてしまうと、あの頃に戻ることはできないと感じるほどです。

フリーランスとして独立しようと迷っている人は、どっちの働き方にもいい面・悪い面があることを知り、天秤にかけながら選んでほしいと思います。