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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

iPhone?Androidタブレット?Kindle電子書籍をどの端末で読むべきか問題

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日本で電子書籍といえば、Amazonが配信するKindleです。iPhoneやiPad、Android端末のほか、パソコンや読書専用のKindle端末でも読むことができ、場所を選ばず読書が可能になりました。

ですが、iOS・Android向けアプリ、Kindle端末では、それぞれ使い勝手が微妙に異なります。今回は、どの端末(アプリ)が一番快適に本を読めるか、個人的な考察を述べていきます。

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1.Kindleどれで読む?

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iPhoneでもiPadでも、Android端末でも読めるKindle。国内の電子書籍配信サービスの代表格として、私も毎日ヘビーユースしております。これまでに購入したKindle版電子書籍は1,000冊を超え、当ブログでもさまざまな本を紹介してきました。

そんな私ですが、実はKindleを読む環境がコロコロ変わっています。以前にはiPhoneをミラーリングしてKindle本を読む方法も紹介しましたが、それ以外にもAndroidスマホで読んだり、Kindle PaperWhiteを使うことも。

iOS版やAndroid版のアプリは動作が軽いけど、ハイライトに不具合がある。Kindle端末はその不具合が見られないが、動作が遅くストレスがたまる。どの方法も一長一短で、Kindleを利用し始めてから3年ほど経つんですが、読み方が固定されていないのです。

2.iOS版Kindleのいいところ

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まずはiPhoneやiPadなどiOS版のKindleアプリについて。iOS版は、コレクションに登録した本を一括ダウンロードできる機能があります。通常は本の表紙を一つひとつタップすることでしか、まとめてダウンロードすることはできません。

ですがiOS版の場合は、コレクションの選択画面で右上のダウンロードボタンを押すと、登録してある本を1タップでダウンロードできるのです。オフライン環境でも読めるよう、マンガをまとめてダウンロードしておくシーンなどに便利です。

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また、Android版と比べますと、アプリのホーム画面がスッキリしていることも特徴的です。画面下にはライブラリ、読書中の本の表紙、カタログ(読み放題対象の本を検索可能)の3ボタンが並びます。

画面上に通知ボタン、検索窓、設定メニューが並んでいます。Android版では「ホーム」という余計なタブがあるんで、本を読み始めるまでにタップ数が多くなるんですが、iOS版ではそんなストレスもありません。

3.Android版Kindleのいいところ

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Android版のKindleのいいところは、音量ボタンでページ送りができること。iOS版ではこの機能は未実装で、Androidスマホやタブレットだけの操作になります。

画面をスワイプしたり、画面端をタップしたりすることなくページ送りができますんで、特に片手で本を読むときに便利。スマホ画面をパソコンにミラーリングする際にも、ボタンを押すだけでページを送ることができるんで非常に快適です。

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ただしAndroid版は、使途不明の「ホーム」画面が用意されています。どうも最近買ったKindle本や、おすすめ商品を表示させるページっぽい。Kindleアプリを立ち上げるとまずこの画面が表示され、読みたい本を選ぶ前に画面の切り替えが必要になります。

1タップでライブラリ画面に切り替えることはできるんですが、やっぱり立ち上げるたびにこの画面が出てくるのは不快ですよね。

4.Kindle端末のいいところ

Kindle関連の記事として、以前にKindleハイライトがうまく引けない不具合を紹介しました。iOS版アプリ、Android版アプリでマーカーを引くと、通常は「メモとハイライト」ページに引いた箇所が箇条書きでまとめてくれます。

しかし情報の送信がうまくいっていないのか、引いたハイライトが正常に反映されないバグが確認されています。具体的には、引いたハイライトの最後1〜3文字が欠けて表示されるのであります。

普通に読書する分には問題ありませんが、私のようにKindle本の内容を引用してブログを書くような人間としては、「メモとハイライト」ページは非常に重宝する機能の1つ。これがちゃんと使えないのはちょっと痛い。

ですが、この不具合はKindle端末でハイライトを引いた際には確認されていません。私の持っているKindle PaperWhiteでハイライトを引いたときには、「メモとハイライト」ページに正常に反映されるのです。

消去法的な選び方ではありますが、ハイライトをうまく活用できるという点では、Kindle端末がいまのところベスト。今後iOS版やAndroid版アプリが修正されるといいんですけどね。

ただし、Kindle端末は動作が遅いのがネック。iOSやAndroidと比較すると、まるでおもちゃのように動作がモッサリしています。新しいモデルになれば動作も改善されていますが、それでもiPhoneのような快適さは得られません。

5.個人的おすすめの端末は…

  • iOS版はコレクション一括ダウンロードが便利で画面がすっきり
  • Android版はホーム画面がジャマだが音量ボタンでページ送りができる
  • Kindle端末は唯一ハイライトの不具合がないものの、動作が重い

というわけで、見事に一長一短なKindle環境。どれを選ぶべきか迷うところではありますが、個人的におすすめなのはKindle端末です。私がKindle本を読む際に一番使う回数が多いのは、Kindle PaperWhiteだったりします。

なぜなら、ハイライト機能に不具合があるとブログ執筆に支障が出るからです。iPhoneの一括ダウンロードも、Androidの音量ボタンページ送りも魅力的ですが、やっぱりハイライトを正常に引けないのは痛いです。

なお、もし私がハイライトを活用せず、小説やマンガをメインにKindleを使うなら、iPadminiや7インチ前後のAndroidタブレットを使うでしょう。大きめの画面で動作が快適なタブレット端末を使って読書をすると思います。

まとめ

というわけで、Kindleを読む端末・アプリについて考察してきました。iOS・Android向けアプリも、Kindle端末もどれも一長一短ですので、個人的には非常に迷うところであります。

ですが、やっぱりハイライト機能をちゃんと使えるかどうかが大事。私はこれからも、Kindle PaperWhiteをメインで読書していきたいと思います。