私は普段からKindleで電子書籍版の本を読んでいます。特に「ハイライト」機能が便利で、マーカーを引いた箇所を一覧できる「メモとハイライト」ページも重宝しています。
ですが、iPhoneやAndroid版のKindleアプリを使うと、どうしてもハイライトの最後1〜3文字が抜け落ちてしまう不具合に悩まされております。解決策はまだ探し中ですが、同じ問題に遭遇する人の助けになればと。
- 1.Kindleで毎日読書中
- 2.Kindle端末は重いので、iPhoneアプリを重宝
- 3.ハイライトがうまく表示されない?
- 4.Kindle端末では問題なし
- 5.原因不明&対処不可なので、読書ノートの取り方を見直そう!
- まとめ
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1.Kindleで毎日読書中
「このブログはどんなテーマのブログ?」と問われれば、「書評ブログ」と答えるであろう当ブログ。過去にはさまざまな本を紹介し、引用しながらライフハック系の記事を書いてきました。もちろんこれからもだれかの役に立つような、ヒントとなるような記事を書いていきたいと思っています。
私の読書スタイルは、時によって変化はあるものの、Kindleを利用した電子書籍で本を読むことがほとんどです。Kindle端末としてKindle PaperWhiteを持っていますし、iPhoneでもKindleアプリを入れて毎日読んでいます。
特に「ハイライト」機能が大変便利でして、マーカーを引いた箇所はこちらのサイトで一覧にして読むことが可能です。私はこの機能をフル活用して、Evernoteに自分用の読書ノートを自動生成したりして使っています。
2.Kindle端末は重いので、iPhoneアプリを重宝
ただ、このハイライト機能を使うには画面を長押ししてドラッグする必要があります。ドラッグした文章が確定し、反映されるまでには多少のラグが発生します。
このラグは特にKindle端末で顕著でして、時にはハイライトを引こうとして画面をドラッグしていたら、処理が追いつかずKindleがフリーズしてしまうことも。わりと読むのは早い方ですので、こうしたちょっとしたトラブルが集中を妨げてしまうんですよね。
なので、きびきびと動くiPhone向けのKindleアプリを、最近は重宝しております。iPhoneなら長い文章をドラッグしてハイライトを引いても、動作が重くなることはないですし。画面が小さくて読みづらい問題は、Macの画面へミラーリングすることで対処しました。
3.ハイライトがうまく表示されない?
ところが、最近になってメモとハイライトページを見返していると、どうもうまく引けていないハイライトがあることに気づきました。具体的には、ハイライトを引いたはずの箇所の最後が1〜3文字抜け落ちている症状です。
このように『こころ』の冒頭の文章1文にしっかりとハイライトを引いたはずなんですが、
メモとハイライトページでは、
私 はその人を常に先生と呼んでい
までしか反映されていないわけです。元の文章は
私 はその人を常に先生と呼んでいた。
ですので、ここでは2文字抜け落ちていることになります。ほかにも最近の本のハイライトを遡っていると、どうも区切りの悪い箇所でハイライトが止まっていることが判明。少なければ語尾の「。」だけ抜けていることもありましたが、3文字ごそっと抜け落ちているものもありました。
4.Kindle端末では問題なし
このハイライトの不具合は、どうやらiPhoneやAndroidのKindleアプリでのみ発生するようで、Kindle端末でハイライトを引いた場合には、しっかり全文反映されるんですよね。
Kindle PaperWhiteでこのようにハイライトを引きますと、
しっかり反映されています。最後の『。』も抜け落ちることなくメモとハイライトページにエクスポートされました。
過去のハイライトを参照してみても、iPhone向けKindleアプリで引いたものは最後が欠けてて、Kindle端末で引いたものは問題なしって法則が見つかりました。原因はまったくわかりませんが、Kindle端末でならストレスなくハイライトを引けるっぽいです。
それならKindle端末をメインに読書すればいいんじゃ…とは思うんですが、それだとハイライトを引くのにストレスを感じてしまうんですよね。Kindle Oasisなど上位モデルを買ったら動作が軽くなるのかも?
5.原因不明&対処不可なので、読書ノートの取り方を見直そう!
ハイライトを保管してエクスポートしてくれるのは、Kindleに用意されているWhispersyncという機能のおかげです。Whispersync機能をオフにすると、ハイライトを引いてもメモとハイライトページには反映されません。
なので、Whispersync機能をオフ→オンと切り替えたり、Kindleアプリの再インストールをしたり、Amazonアカウントのサインアウト→サインインをし直したりもしてみました。
ですが、まったく改善する見込みなし。Amazonのカスタマーサポートに問い合わせてみましたが、メモとハイライトページに関しては公式にサポートしていないサービスらしく、対応してもらえませんでした。困った…。
察するにKindle→メモとハイライトページとの連携で技術的なエラーが出ているんじゃないかなあと思えますんで、もうKindleのハイライトに頼りきりになるのはやめるべきなのかも…と考えたりしています。
これまでは、Kindleでとりあえずハイライトを引いて、「そのうち読み返そう」というスタンスで読書をしていました。ですが、こうしてうまくハイライトを扱えないのであれば、本を読み終えたあと、すぐに読書ノートを書いて要点をまとめ、ブログ用の下書きにすべきなんじゃないかと。
手間はかかりますが、その方が記憶に残るはずですし、公式にサポートされていないメモとハイライトページに頼りきりになることもない。万が一メモとハイライトページの公開が終了してしまっても、自分で読書ノートをまとめておけば紛失する心配もありません。
ストレスフルなこの不具合を機に、そうやって地道で古風なやり方に戻るべきなんでしょうかね。
まとめ
- Kindle端末だと動作が重いので、iPhone向けKindleアプリで読書
- Kindleアプリでハイライトを引くと、最後1〜3文字が抜け落ちてしまう
- Kindle端末だと正常だけど、ハイライト機能に頼りすぎるのをやめる日が来たのかも
というわけで、私が遭遇するKindleアプリでのハイライト欠損の不具合について紹介してきました。周囲にKindleを利用している友人がいないもので、これが私だけの問題なのか、Kindleアプリ全体の現象なのかは判断がつきませんでした。
ですが、もし同じような現象に悩まされている方がいれば、ぜひ情報を共有してもらえればと思います。
以上、『Kindleハイライトを引くと最後1〜3文字が反映されない不具合をなんとかしたい』という記事でした。