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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

体調が悪い時は「やるべきことを減らす」のが一番大事

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私は気圧の変化に弱い体質でして、特に雨の日の前後には体調を崩すことが多い人間です。月に数度はそうした不調な日があるんですが、そんな日には絶対にやると決めていることがあります。

それは、「やることを減らす」こと。

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1.天気痛で体調不良

先日久しぶりに仙台に雨が降りました。雪じゃなく雨が降るってことはだんだん暖かくなってきてるってことですんで、春が近づいているのを感じながらしんみりと過ごしていたものです。

雨は数日降り続いていたんですが、そのうち地味な頭痛に悩まされることになります。風邪のひき始めのような症状で、頭や関節や胃に鈍痛があり、 微妙に調子が悪い時期が続いたんです。

これは気圧の変化による「天気痛」というもので、2年前に記事にした通り、自律神経の乱れによる症状とされています。気圧が大きく変化する雨の日前後に古傷が痛んだり、関節が痛くなってしまうのもこの天気痛によるものです。

nogunori.hatenablog.com

私は、この天気痛が頭痛として顕著に現れるタイプでして、ひどい時にはぐったりして勉強も仕事も全然手につかない場合もあるほど。

2.どうしようもない不調もある

この天気痛と同じように、人間生きてればどうしようもなく不調な日があるものです。生理痛もそうですし(苦しむ女性を何度も見てきました)、変なものを食べてお腹を下したり、風邪をひいて熱を出して寝込んだり。

普段からたっぷりと睡眠をとり、ストレスを解消し、運動してバランスよく食べていても、やはり体調が悪くなってしまうことはあります。

そんな時に一番やってはいけないのが、「無理してでもがんばる」だと私は思います。

3.やることが多いとさらにプレッシャーで疲労

「がんばってる自分が好き」と思う気持ちはわかります。体調が悪いのに気力を振り絞って働けば、周囲に褒められ、評価が上がるんじゃないかと考えてしまうのは自然なことです。

しかし、その結果仕事でミスをすれば職場の仲間に迷惑をかけることになります。無理を押してがんばろうとすることで、心身が休むことができず、体調不良を長引かせる可能性だって出てきます。

そうなれば、むしろ仕事のジャマです。早く帰って休み、体調を万全にしてから職場に出てきてほしい、というのが普通上司が考えることでしょう。

とはいえ、体調が悪い時に限って仕事が多かったり、やらなきゃいけないことが多かったりするものです。風邪をひいた直後に役所へ提出しなきゃいけない書類を思い出したりとか。

ですが、体調が悪い時にまずすべきは「しっかりと休む」こと。休むためには、やるべきことがなく、「あれをやらなきゃ」というプレッシャーから解放されていなければなりません。明日〆切の課題があるのに、ぐっすり眠るなんてことはできませんからね。

4.ToDoリストをゼロにすべし!

というわけで、体調が悪い時にはToDoリストをゼロにしましょう。

明日に伸ばせるものは明日に伸ばし、だれか他の人に頼めるものは頼んでしまいましょう。掃除は2〜3日しなくたって平気ですし、食事がつくれないならコンビニで買ってきたり、出前をとったりしてもいいんです。

徹底的にやるべきことを減らして、「やらなきゃ」というプレッシャーを排除するようにしましょう。そうすれば、心身ともにぐっすりと休むことができます。回復が早くなり、いつも通り働いたり家事をしたりできる状態になる日も近づくことでしょう。

5.体調が悪い日には、やることを減らして早く寝よう

子どもの頃は体調を崩すと「学校が休める!」と喜んだものです。私の家では38度を越さないと学校を休むのは許されない雰囲気だったので、37度くらいの微熱なら不調でも学校に行くよういわれていました。

しかし、その結果38度や39度の高熱が出るまでに悪化したり、周囲の友達に風邪をうつすこともあり得たでしょう。37度の微熱だったら、体は元気です。でも、休めばもっと元気になります。

軽い不調であれば回復するのも早いはずですが、無理を続けて不調が深刻になれば、回復まで多くの日数を要することになるでしょう。

少しでも体調が悪いと感じたら、やるべきことを減らし、心身ともに休めるよう働きかけていきましょう。その方がずっと効率的で、生産的に毎日を過ごせるんじゃないでしょうか。

まとめ

  • 人間なら月に1回くらいは不調な日もある
  • 調子が悪い日には、「やるべきことを減らす」のが一番大事
  • やるべきことが少なければ、プレッシャーから解放されてゆっくり休めるようになるよ

実際に私も、天気痛で調子が悪かった時には、仕事を極限まで減らし、読書や運動などの日課も最低限のタスクだけに取り組むだけにとどめました。すると精神的には「あとは風呂に入って寝るだけでいいんだ」という気持ちになり、軽い気分で床につくことができました(体は重かったですが)。

「どうしても今日じゃなきゃダメ!」という課題は、よく考えてみれば少ないんじゃないでしょうか。キャンセルの連絡を入れたり、仕事を変わってもらうよう依頼したりすることも難しくありません。

というわけで、次に体調不良を感じた時には、無理してがんばることはせず「やるべきこと」を減らして、休息に専念するようにしましょう。

以上、『体調が悪い時は「やるべきことを減らす」のが一番大事』という記事でした。