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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

生産性アップ!マルチモニターより「マルチPC」がおすすめな3つの理由

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私の仕事場では、1台のPCを複数のモニターにつなぐマルチモニターではなく、複数のPCを目的によって使い分ける「マルチPC」システムを取り入れております。

そのおかげでいくつもメリットが得られるんで、今回はその一部をご紹介。

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1.集中力アップ

nogunori.hatenablog.com

私も以前、MacBookProにモニターを3枚つないで、4枚ディスプレイにして作業していたことがありました。

1枚にGmailを表示して、1枚にはチャットワークを表示し、1枚にはLINEとアクティビティモニタを表示する…みたいなイメージであります。

しかしそんな風に多数の画面で作業をしていると、どうしても「マルチタスク」状態になってしまいます。

マルチタスクを防止

nogunori.hatenablog.com

人間の脳はマルチタスクには向いていないってのが現代科学の定説ですんで、こうした環境で仕事をしていると生産性が低下してしまうわけです。

考えてみれば当たり前のことで、メールとチャットとLINEをチェックしながらブログの執筆に集中する…なんてのはムリな話です。

しかもそれぞれの通知メッセージにも集中を阻害されますんで、マルチモニターでのマルチタスクってのは害悪でしかありません。

そこで私は、1台のPCにいくつものモニターを接続するのをやめ、1台のPCにモニターを1つだけ接続し、シングルタスクに集中できる環境にしております。

仕事とプライベートでPCを切り替える

私の実践する「マルチPC」では、目的別にPCを使い分けます

たとえば私の環境の場合、MacBookProとMacBookの2台があります。

そこでMacBookProを仕事用とし、MacBookをプライベート用とするわけです。

仕事のメッセージや作業はMacBookProでしかやりませんし、アニメをみたりネットサーフィンするときにはMacBookしか使いません。

このルールを徹底したおかげで、仕事中にネットサーフィンをすることが少なくなりましたし、「メッセージが届いてないかな…」と焦る気持ちを抑えながらアニメをみる、なんてことも減りました。

仕事は仕事で集中でき、プライベートはプライベートで集中できるようになったんですな。

慣れてくると、仕事用PCを開いたらすぐに仕事モードに脳と体が切り替わり、プライベート用PCを開いたらリラックスできる態勢になります。

環境とやるべきことが紐づけられ、自然と「if-thenプランニング」が実践できるのであります。

2.故障への保険になる

nogunori.hatenablog.com

もし仕事や副業などにPCを使っているのであれば、別にプライベート用PCを用意することで、故障に対するリスクヘッジになります。

自宅でよく仕事をするって人の場合、PCの故障が命取りになる可能性があります。

大事なプロジェクトの最中にPCが故障してしまったら、最後まで遂行できず報酬がもらえなくなってしまいますからね。

このことは、以前メインで使っていた唯一のPCが故障したとき、私が身を持って体験したリスクであります。

プライベート用にしかPCを使っていないのであれば、こうした保険的な意味でのメリットは得られないかもしれません。

しかし私のような在宅ワーカー、ブロガー、フリーランスの場合には、生産性アップとともに重視したいポイントです。

3.PC本体の発熱が軽減

nogunori.hatenablog.com

故障リスクの軽減とつながりますが、何枚もPCにつなぐマルチモニターをやめて、接続するモニターの数を減らすと、PC本体の発熱軽減が期待できます。

これは私の環境だけの現象かもしれませんが、HDMI接続でモニターをつなぐとPC本体が発熱しやすくなるようなんですな。

実際、私がMacBookProにモニターを4枚接続しているときは、キーボードが熱くて指先をやけどしてしまいそうなほどでした。

しかし、すべてのモニターを外し、「マルチPC」システムに移行したところ、熱を持つことがまったくなくなりました。

アプリで計測してみても、MacBookPro内部の温度が10〜20度くらい下がっているのが確認できたわけです。

マルチPC体制にして接続するモニターを少なくすれば、こうした発熱問題の解消が期待できます。

ゆくゆくは故障リスクの低減につながり、PCの寿命を伸ばすことになるでしょう。

まとめ

  • マルチPCなら「マルチタスク」を抑制し、シングルタスクに集中できる
  • 2つのPCを切り替えながら使うので、一方が故障しても困らない
  • モニターを減らしてPCの負担を軽減することで、発熱を抑えて寿命を伸ばせるかも

以上、『生産性アップ!マルチモニターより「マルチPC」がおすすめな3つの理由』という記事でした。

PCをもう1台購入する、というと「そんなお金ないよ!」と思うかもしれません。

しかし、仕事用PCとプライベート用PCとで切り替え、生産性を高めることができれば、PC代くらいはすぐに稼げるはず。

また、私のようにPCの設定をいじったりカスタムしたりすることが好きな人の場合、いじれるPCが増えるんで楽しみが増すかもしれませんね。

仕事の都合上どうしても複数のモニターをつなげないといけないって方は、使わないモニターの壁紙を真っ黒にすることで、強制的にシングルタスクに持っていく方法もおすすめです。

仕事の集中度でも、プライベートのリラックス度でも、できるだけ生産性を高められるPC環境を目指しましょう。