BBD

「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

『寝てもとれない疲れ』をとるために試したい3つの行動習慣

f:id:rough-maker-an9:20180112161206j:plain

「いくら寝ても疲れがとれない」なんて感じている方は多いでしょう。

いくら寝ても、いくら食べてもボーッとする…なんてのはツラいものです。

今回は、そんな慢性的な疲れを癒すための3つの行動習慣を紹介します。

SPONSER LINK

1.胃腸を休める

まず第一に取り組みたい行動は、「胃腸を休める」ことであります。

私のように、子どもの頃から胃腸が弱かった…なんて人は、特に注意したいポイント。

具体的には、以下の2点を抑えるのがおすすめです。

胃を空っぽにする

胃腸を休めるための効果的な方法は、とてもシンプル。「胃を空っぽ」にしてあげることです。

まずは、胃を空っぽにする「断食」をしてみましょう。

おすすめは、朝食を抜いて16時間食べ物を口にしないプチ断食。

つまり、前日18時に夕食を食べたなら、その後16時間インターバルを空けて、翌日10時までは何も食べないって方法であります。

1日の中で8時間だけ好きなものを食べてOKっていう8時間ダイエットと同じものですね。

リーンゲインズ」とも呼ばれる有名な方法ですので、科学的裏付けやダイエット効果についても知りたい方は、Googleで検索してみましょう。

早食いをやめる

もう1つのポイントは、「早食い」と「ながら食い」をやめること。

早食いの習慣がついてしまうと、よく噛まないために胃腸への負担が大きくなるうえ、満腹感を得にくいので食べすぎてしまう危険も高くなります。

ながら食いも同様で、意識がテレビやスマホなど別の方向に向かっているため、食事を味わえないというデメリットも加わります。

ただ、これらは習慣化される部分が大きいんで、なかなか直すのは難しいはず。

まずは「週に1回だけ夕食のときテレビとスマホを消す」チャレンジみたいな、小さめのハードルから取り組むのがおすすめ

2.寝る前の自律神経を整える

続いては、食事・入浴・睡眠にかんするポイントです。

nogunori.hatenablog.com

以前の記事にも書いた通り、自律神経を整えるという観点から考えると、

  • 食事→入浴→睡眠

よりも、

  • 入浴→食事→睡眠

という順番の方が望ましいとされます。

活動的になるための交感神経と、リラックスするための副交感神経がスムーズに切り替わるため、睡眠の質が上がるよっていう理由からでした。

私もこの順番で夜寝る前をすごすようにしたところ、感覚的にはかなり睡眠の質が上がった気がします。

たまに食事→入浴→睡眠の順番になってしまうこともありますが、その場合、夜寝つきが悪かったり、朝の目覚めが悪かったりするんで、やっぱり「風呂先」は大事だなと。

3.激しい運動をやめ、軽い運動をする

最後の行動習慣は、ズバリ「運動」であります。

とはいえ、ランニングや縄跳びみたいなハードな運動ではなくてもOK。

むしろ健康づくりのためといって、激しい運動を続けてしまうと、慢性疲労の原因にもなりかねません。

疲労回復や精神の安定といった効果を望むのなら、ちょっと早めのペースで散歩するだけでも、じゅうぶんに効果が得られます。

心理的なデトックスを望むのであれば、均一リズムで同じ動作を繰り返す「リズム運動」によって、幸福ホルモン(セロトニン)の分泌を促すのもいい選択だと思います。

ってことで、一定のリズムで体を動かし、外の景色を見ながら散歩するってのは疲労回復に役立つものなんですな。

ちなみに、幸せホルモンの「セロトニン」ってのは、「冬は眠いのが当然!日光を浴びる時間を増やして元気を取り戻そう」の記事で解説した通り、快眠を促す「メラトニン」の原料になるホルモンだったりします。

日光を浴びることでもセロトニンは分泌されますんで、晴れた日に一定のリズムで外を散歩するってのは、2重の意味で疲労回復に効く行動なのであります。

とはいえ、「早く仕事に行かなきゃ」みたいなメンタルで早歩きする通勤については除外してくださいね。

あくまでも散歩を目的とした散歩で、疲労回復のために歩きましょう。

まとめ

  • 断食をおこない、早食いを禁じて胃腸の疲れをとるべし
  • 夜は入浴→食事→睡眠の順番ですごし、自律神経を整えるべし
  • ハードな運動は控え、晴れた日に一定のリズムで歩く散歩をするべし

以上、『『寝てもとれない疲れ』をとるために試したい3つの行動習慣』という記事でした。

出典は『寝てもとれない疲れをとる本』です。

同書で紹介されているのは、「まったく疲れない体」ではなく、「疲れてもすぐに回復できるような体」を目指すこと。

このコンセプトをもとに、東方医学の知見を取り入れながら、疲れをとる方法について紹介されています。

「ずっと慢性的な疲れに悩んでいる」って方は、ぜひ手にとっていただければと思います。