モニターの数は減らせば減らすほど集中できるけど、やっぱり作業領域は広い方が生産性が上がる。
そんなジレンマを解消するためには、「黒い壁紙」を使うのがベストって話です。
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1.集中力アップのためにモニターは減らすべし
以前 集中力アップのためにマルチモニターをやめてみよう という記事でも書いた通り、集中力アップのためにはモニターの数は減らすべきです。
なぜならモニターの数が多くなると、一度に目に入る情報量が多くなってしまい、ひとつの作業に集中するのが難しくなってしまうからであります。
目に入る情報が少なければ少ないほど、ひとつの作業に集中できる。
これは散らかった部屋やデスクで作業をするよりも、整理整頓されたモノの少ない部屋やデスクの上で作業する方が、ずっと集中できるって現象と一緒ですね。
2.でもやっぱりモニターを増やしたい
私も前まではこの記事の画像のように、Macの画面プラスモニター1枚で作業していました。
しかし時間が経つにつれて、仕事を効率化するためにもう1枚増やしたいと思い始めたわけです。
でもモニターを増やすということは、作業効率を下げてしまう可能性を高めることになります。
モニターは増やしたいけど、集中力は下げたくない。
どうしたものかと考えながら気分転換にMacの壁紙を探していると、こんな記事を見つけました。
「集中しやすい壁紙」がよさげ
どんな記事かっていうと、Mac用にメニューバーの輪郭が目立たない「集中しやすい壁紙」を紹介するものでした。
「その手があったか!」と思った私は、このサイトから壁紙をダウンロードしてモニターを1枚増設し、使っていないときは常に壁紙を表示するように設定。
つまり作業中に使っていないモニターは、電源オフのときと同様に真っ黒にしてしまおうということですね。
3.壁紙を単色にしてみよう
壁紙を一面黒にするのは意外とカンタンで、WindowsでもMacでも、単色の壁紙イメージが標準で用意されています。
特にMacであれば、先ほどのURLからメニューバーとの輪郭を目立たなくする壁紙をダウンロードできるので、設定はしやすいでしょう。
Macの場合、まずはDockを非表示にすることをおすすめします。
Windowsの場合も同様に、一番下に表示されるタスクバーは隠す設定にしておきましょう。
タスクバーやDockを隠す状態にして、さらに黒単色の壁紙を設定すれば、その壁紙を写しているモニターは電源をオフにした状態と一緒。
つまりモニターに余計な情報がまったく表示されていない状態になるんで、集中力がアップするはずであります。
まとめ
- モニターの数は少ないほどよろしい
- どうしても3枚、4枚のモニターが必要なときもある
- そんな場合には壁紙を工夫してみよう
以上、「モニターを増やしても「黒い壁紙」を使うと集中力が落ちなくておすすめ」という記事でした。
この方法を試せば、視界に入る情報量は大幅に減らせることになるでしょう。
とはいっても、1個の「モニター」という大型のモノが、デスクの上を占領することになります。
それだけでなく電源を供給するACアダプタや、パソコン本体と繋げるHDMIケーブルなどのケーブル類も増えることになります。
このようなモノも、無意識のうちに少しずつ私たちの集中力を消耗させていきます。
なので、できればモニターの数は1枚がベスト。
もしどうしても作業の効率が落ちてしまい困るようであれば、このように壁紙を設定しながらモニターを複数使うってのが最適解じゃないでしょうか。