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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

条件型幸福から卒業して、内面の幸福を大切にしよう

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○○があれば幸せになれる、●●がないから不幸だ、なんて考えはやめて、幸せなフリをしようぜって話です。

目次(2017/07/31更新)

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条件型幸福とは

これは心理学用語でもなんでもなくて、わたしが考えた造語であります。

字面からなんとなく想像できるとおり、条件型幸福は○○があったら幸せだ、●●がないから不幸だ、と考えてしまうことを指します。

たとえばお金とか、彼女・彼氏、子ども、マイホームなんてものが当てはまりそうですね。

もちろんお金が自由をもたらしてくれると信じて、仕事に精を出すことは大切です。

でも本当の幸福は、外部の刺激によってもたらされるものではないはず。

条件型幸福では、その場の快楽しか得られない

形あるものから得られる幸福は、その場限りの快楽に過ぎません。

次々と新しいものがほしくなり、別のものがほしくなるでしょう。

外部の刺激に頼って幸福になろうと目指しているだけでは、本当の幸福には到達できないのではないでしょうか。

こうした条件型幸福から離れ、わたしたちが大切にすべきは、内面から湧き上がる幸福です。

内面の幸福を大切にしよう

内面の幸福は、文字通り自分のなかから湧き出るような幸福感のこと。

なにか新しいものが手に入ったり、なにかの出来事が起こったりすることなく感じられる幸福のことです。

まずは幸せなフリから

そんな幸せをどうやって実現するか。

『幸福論』を書いたエドガー・アラン・ポーは、「幸せなフリ」をすることを説いています。

幸せなフリをして笑顔をつくったり、ポジティブな感情を無理やりに表現してみると、不思議とネガティブな思考は消えていくもの。

心理学的には「認知的不協和」と呼ばれていて、体が幸せそうにしていると、心も「自分はいま幸せなんだ」と勘違いしてくれる現象です。

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ、

これを残したのは、現代心理学の祖と呼ばれるウィリアム・ジェームズでした。

幸福になるためには、幸福なフリをする。

これが、本当の幸せを手に入れる第一歩なのは間違いなさそうです。

いますごく楽しいことをしている…と思い込んでみる

この考え方の効果は自分自身でも実感しております。

ある仕事がすごく嫌で、ストレスを抱えながら作業をするということがありました。

この仕事をするときも、「いま楽しい仕事をしている!」なんてつぶやくことと笑顔を心がけていると、自然と楽しく仕事ができた経験があるのです。

プラシーボ効果なんて言葉もありますが、思い込みの力って案外バカにできないのかもしれませんね。

まとめ



外部からの刺激を条件とする幸福を卒業し、内面からの幸福を実現する。

そのためにはまず、幸福なフリからはじめようという話でした。

好きだ・幸せだ・楽しいと思い込むことの効果は、心理学的にも証明されています。

なによりいますぐ使える手軽な方法でもありますので、どんどん使っていきたいですね。