さまざまな健康法を知り、最終的に出した結論です。
目次(2017/07/10更新)
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健康によさそうって思えるもの
結局のところ健康にいい食べ物ってなに?って話なのですが、これは専門家によって見解はさまざまです。
徹底的に糖質を減らす糖質制限食が健康につながるとする医師もいますし、いや炭水化物は必須の食べ物だという人もいます。
塩や油が毒だっていう方もいるし、摂取量を気にする必要はないとする専門家もいます。
たしかにどれもしっかりとした根拠があるように思えて、結局どうすればいいの?となってしまうところですね。
そこで私が考えるのが、健康にいいと心から思えるものを食べるというルールです。
野菜ジュースって本当に体にいいと思う?
心から思えるって点がポイントで、一見体によさそうなものでも、一度自分自身に問いかけてみます。
この野菜ジュースで、本当に健康になれるだろうか。と。
おそらく野菜ジュースの製造方法を知らないという方でも、なんとなく野菜を生で食べるほうが健康によさそうなイメージがあると思います。
実際に野菜ジュースというのは、水分を飛ばしてドロドロにした野菜シロップを、水をくわえて薄めている濃縮還元という製法が用いられているものがあります。
そんな作り方を用いている野菜ジュースが、本当に健康にいいと心から思えるのか。
たしかに野菜をまったく食べないよりはマシかもしれません(むしろ糖分過多で害とする意見もあります)が、私は健康に寄与するとは感じられませんでした。
ジュースやお菓子で、長生きできると思う?
清涼飲料水と呼ばれるジュースや、スナック菓子をはじめとするお菓子も同じです。
そんな砂糖と油の塊が、本当に長生きにつながると思う?と自分に問うてみるわけです。
これはベーコンやハムなどの加工肉もいっしょで、裏の成分表を見ると水あめがたっぷり入っていることからも、体に悪そうなイメージは抱くでしょう。
心の奥底では、こんなものを食べていて大丈夫かな?と考える思いが少なからずあるはず。
でも、健康な将来という長期的な利益を無視し、短期的な快楽を優先してこのような加工食品を食べ過ぎてしまうという方がほとんどだと思います。
そんな生活は卒業して、健康によさそうって心から思える食事をはじめてみませんか。
健康によさそうって本気で思えるものだけを食べよう
このシンプルなルールに従えば、自然と加工食品は食卓から消え、甘いジュースやしょっぱいお菓子も食べなくなります。
人によってはアレルギーが軽減したり、体重がストンと落ちたりすることもあるんじゃないかなと思います。
同じ食材を連想するはず
少し曖昧な定義のようにも感じられますが、どんなバックグラウンドがある人でも健康にいいだろうなと思う食品は同じだと思うんです。
たとえば、ベーコンやハムよりも未加工の豚肉、牛肉なら穀物ではなくて牧草で育った牛。
ブロイラーではなく、自然に近い環境で飼育された鶏肉の方が、より健康的であると直感的にわかりますよね。
どんな幼少時代を過ごした方であっても、その逆を連想する人はいないでしょう。
その直感を大切にして、日々の食材を選ぼうというわけです。
和食や地中海料理
調理方法や献立については、やはり和食を中心とするのがよいでしょう。
日本人にはなじみが深いですし、発酵食品や魚、野菜を豊富に食べることができます。
最近ブームの玄米や五穀米を白米の代わりに食べれば、炭水化物を抑えられて栄養バランス的にも良好です。
味はともかくとして、白米と玄米・五穀米のどちらが本当に健康によさそうかと考えれば、断然後者ですね。
あとは、地中海料理と呼ばれるメニューもなんとなく体によさそうな気がします。
たとえばパエリアなんかはイメージしやすいのではないかと思います。
魚介類や野菜、オリーブオイルを豊富に使った料理は、ハンバーガーやチキンナゲットよりも体にいいことが、栄養学的にも明らかになっています。
健康食品やサプリメントについて
マルチビタミンをはじめとするサプリメントや、健康食品の類いに関しては、意見が分かれるところかもしれません。
たしかに不足している栄養素を補うためには役に立つと思いますが、そもそもどんな栄養素が自分に足りないかなんてわかりませんよね。
医療機関で血液検査もしていないのに、自分には●●が不足しているから…とサプリメントを摂取しても、それほど健康に貢献するとはどうしても思えないです。
なので私は、サプリメントも加工食品の1つとして考えて原則NGというルールで生活しています。
不必要に添加物をたくさん摂ることも避けたいですし、栄養が不足しているとしても、しっかり食材を食べることで補えばいいことだと思うからです。
サプリメントの話としては、以下の本なんかはおもしろいんじゃないかと思います。
私はこの本を読んで、それまでなんとなくで飲んでいたサプリメントはすべて捨てることにしました。
そのほかの参考文献
上に挙げたサプリメントの本のほか、健康法について参考にした本がいくつかあります。
おすすめ順に紹介していこうと思います。
一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書
今回私の考え方に一番影響を与えたのが、このパレオダイエットの教科書です。
パレオな男という有名なブログを運営するSuzukiさんが書いた本。
ダイエットと冠した本ではありますが、運動・食・睡眠などさまざまな観点から、よりよい健康法を学べる本です。
しかもその根拠は、国内外で発表されている論文であり、巻末には参考文献のリストもついています。
特にたんぱく質・油・炭水化物の3カテゴリで、健康によいものをランク付けされているページは、非常に参考になります。(モザイクをかけている部分は、実際の本でご確認くださいね)
マンガで分かる肉体改造 糖質制限編
以前の記事でも紹介しましたが、糖質制限に関してはこちらのマンガがわかりやすくまとまっているのでおすすめです。
ほかにも糖質制限に関連した本は、KindleUnlimited対象のタイトルが非常に多いです。
- 炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~
- ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~
- マンガ『炭水化物が人類を滅ぼす』~最終ダイエット「糖質制限」が女性を救う!~
- スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい!
このあたりですね。
KindleUnlimitedを契約しているのであれば、まとめ読みしてみるのはどうでしょうか。
糖質制限に興味があって、KindleUnlimited未契約の方は、月980円と割安なうえ、お試し無料期間があるので一度申込んでみるのがおすすめです。
脳はバカ、腸はかしこい
腸内環境を整える系の本であれば、こちらが参考になりました。
現時点でKindleUnlimitedの対象なうえ、Amazonレビューも90以上あるので、気軽に読んでみるのがおすすめです。
チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」
実は肉食がガンの原因なんじゃね?という研究をもとにしているのが、本書です。
その主張を一言でまとめると、プラントベースのホールフード。
つまり食事の中心を、脱穀せずそのままの形(ホールフード)である植物(プラントベース)とすることです。
納得できる話ですが、肉食を完全に絶つのはどうなの?という疑問が拭えないので、完全にこの本の理論通りに食事をするのは難しいかなって感じですね。
ジャンクな情報に惑わされず、直感を大切にしよう
糖質制限やパレオダイエット、チャイナ・スタディといった健康についての本を読んで思うのは、
●●が体にいいらしい!みたいなジャンクな情報に振り回されることなく、加工食品をやめて体によさそうと心から思えるものを食べることが大切なんじゃないか、ということでした。
トマトやらチアシードやら、1つの食品にこだわるのではなく、できるだけたくさんの食材を用いながら献立を考えるのも大切ですね。
まずは今日食べたもの/食べようとしているものを見直してみて、これが自信を持って健康にいいといえるかどうか、セルフチェックしてみるのはいかがでしょうか。