過去3回ほど使って「便利だな〜」と思ったiPhoneの機能があります。それは、iPhone7以降に搭載されたNFCを使った「モバイルSuica特急券」の機能。
昔から使っていたって方もいるかもしれませんが、私にとっては新幹線との付き合い方を変えた革新的なサービスでした。
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1.新幹線のチケットを切符で買うとめんどくさい
新幹線に乗るたびに思うんですけど、チケットの管理ってめんどくさいですよね。ほとんどの場合、特急券と乗車券を2枚同時に改札に入れて、2枚とも持ち歩かなくてはいけない新幹線のチケット。
「もし乗車中に失くして改札が通れなくなったらどうするんだろう…」なんて考えたのも、1度や2度じゃありません。実際、乗車中にチケットを失くしてしまえば、同じ切符を自腹で再購入しなきゃいけないルールですしね。
胸ポケットのあるコートやジャケットならまだしも、シャツやTシャツで乗車する季節には大変気を使ったものでした。「失くしちゃダメだ」ってプレッシャーから、おちおち眠ったりトイレに行ったりもできません。
2.モバイルSuicaなら、新幹線のチケットも購入OK
ところが、iPhone7に機種変更して以来、モバイルSuicaが使えるようになったことで新幹線との付き合い方が激変しました。NFCを搭載したiPhone7は、Apple Payで財布いらずで決済できるなどの魅力がありますが、もちろんモバイルSuicaが使えるのもポイントです。
なぜなら、ICカードなしでiPhoneだけで改札を通れるようになったから。在来線の改札は普通のSuicaカードと同じようにタッチするだけで通れますし、モバイルSuica特急券をアプリ内で購入することで、新幹線もタッチ操作で改札を抜けることができます。
特急券と乗車券を2枚重ねて…なんてまどろっこしいやり方はしなくてすむようになり、新幹線の乗車中も快適に過ごせるようになりました。iPhone7を落として故障させたり紛失したり、バッテリーを使い果たしたりしないように注意は必要ですけどね。
3.アプリ内から簡単にチケット購入ができる
モバイルSuicaアプリを使って新幹線のチケットを買うのは難しいことではありません。多少操作がわかりにくい部分もありますが、1回購入して新幹線に乗れれば2回目からは簡単だと思います。
Suicaを登録して会員登録をすませたモバイルSuicaアプリを立ち上げたら、左下の「チケット購入」をタップ。
「モバイルSuica特急券」をタップして、利用規約に同意すればチケットを買える状態になります。
あとは発車時刻から乗りたい新幹線を調べて、自由席/指定席を決めて購入するだけ。
指定席を選ぶと新幹線や座席の選択画面になりますし、自由席を選べばすぐ購入確認画面です。モバイルSuicaアプリに登録したクレジットカード宛に請求がいき、その場で乗車券・特急券が使えるようになります。
あとは忘れずにチケットの「受け取り」作業をすませて、駅のホームに向かえばOK。
ちなみに、在来線→新幹線への乗り継ぎの際に、モバイルSuicaで改札を通ると、まず在来線の運賃がモバイルSuicaの残高から引かれ、同時に新幹線のチケットが消費されることになります。乗り継ぎであっても駅員さんに知らせなくてOKってことですね。
「モバイルSuica残高から特急券料金と乗車券料金が引かれてしまうのでは?」なんて思ったりもしましたが、無事モバイルSuica特急券のチケットが消費されました。
私はこの乗り継ぎの際にちょっと戸惑ったのですが、いったんiPhoneを改札にタッチしてしまえばなんてことはありません。次回からは気楽に新幹線に乗れるようになりました。
まとめ
以上、iPhone7以降の機種に搭載されたNFCを使い、モバイルSuica特急券を買って新幹線に乗車する方法について紹介してきました。モバイルSuicaを使ったことがない人にとっては未知の世界なんで、最初はきっと戸惑うことでしょう。
しかし実際に使ってみれば、チケットを管理する手間がなく、当日に券売機で買ったり窓口で予約したりする手間もないモバイルSuica特急券は、新幹線との付き合い方を変えてくれるものであることは間違いありません。
困ったときには駅員さんに聞くなりGoogleで調べるなりすれば、なんとか解決できるはず。これからはチケットレスで快適に新幹線を利用しましょう。