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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

「Googleフォト」「Google Play Music」を使えば、容量が少ないスマホでも快適だぞ!

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私はスマホを使い始めた当初から、本体の容量が一番小さいモデルしか使ってきませんでした。なぜなら、そのほうがスマホ本体の代金を安く抑えられるからです。

しかし、写真や音楽をスマホで楽しみたくなるときもあるものです。そんなときに活躍してくれるのが、容量無制限に保存できる「Googleフォト」「Google Play Music」の2アプリです。

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1.容量無制限に画像・動画を保存できる「Googleフォト」

Google フォト

Google フォト

  • Google LLC
  • 写真/ビデオ
  • 無料

Googleフォトは、Googleが提供する画像・動画保存専用のクラウドストレージサービスです。GoogleドライブやDropboxの、写真限定版とイメージするとわかりやすいでしょう。

利用料金は完全無料にもかかわらず、容量の上限なしに画像ファイル・動画ファイルを保存できるのが大きな魅力です。私もリリース当初から愛用しておりまして、iPhoneで撮った画像やMacで撮影したスクリーンショットの保管場所として活用しています。

ちなみにGoogleフォトでは、画像だけでなく動画の保存も可能だったりします。

.mpg、.mod、.mmv、.tod、.wmv、.asf、.avi、.divx、.mov、.m4v、.3gp、.3g2、.mp4、.m2t、.m2ts、.mts、.mkv

参照:写真や動画をバックアップする - パソコン - Google フォト ヘルプ

上記のGoogleフォトが対応するファイル形式であり、かつ容量が10GB以下の動画であれば、無制限にバックアップが可能です。DVDはもちろん、BDから取り込んだ動画なんかも気軽にアップロードできちゃいますね。

よくある勘違いとして「Googleドライブの容量が減ってしまうのでは?」と考えてしまうことがありますが、GoogleフォトによってGoogleドライブの容量を消費することはないのでご安心を。

ただし、アップロード設定を「高画質」ではなく「元のサイズ」を設定すると、Googleドライブの容量を消費してしまいます。

2.元画質よりは劣るが、気にならないレベル

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Googleフォトには2種類のアップロード設定があり、「高画質」「元のサイズ」から選ぶことが可能です。設定画面でも説明されている通り、高画質モードはGoogleドライブの容量を消費せず、元のサイズモードだとGoogleドライブの容量を消費します。

「元のサイズじゃないと、画質が悪くなるんじゃないの?」と考えたくなりますが、少なくともスマホの写真程度であれば、「高画質」でも「元のサイズ」でも違いはわかりません。ちなみに、画像なら16MP、動画なら1080pのサイズに圧縮されます。

元のサイズモードを使うべきなのは、一眼レフなどを使って撮影した画像に限られるんじゃないかと思います。設定モードを確認して、どんどん画像・動画をアップロードしましょう。

3.ほぼ容量無制限に音楽を保存できる「Google Play Music」

https://itunes.apple.com/jp/app/google-play-music/id691797987?mt=8&uo=4&at=1010lG4E

続いてのGoogle Play Musicは、Googleフォトの音楽版です。Googleフォトでは画像・動画を無制限にアップロードできる点が特徴でしたが、Google Play Musicでは音楽ファイルを無制限にアップロードできる点が特徴。

もともとはApple MusicやLINE MUSICと同じく、定額聴き放題の音楽サービスの1つですが、Google Play Musicの場合、自分がパソコンに保存している音楽ファイルをクラウドにアップロードできる点で、類似サービスとは毛色が異なります。

ちなみに聴き放題プランについては、月980円の個人プランが最安。同じ980円を払うなら、Apple Musicのほうが使い勝手がいいかもしれません。

4.5万曲までの制限はあるが、完全無料でUIもきれい

ただし注意点がありまして、「無制限にアップロードできる」のは5万曲までとなり、1曲あたり300MBまでというファイル上限もあります。とはいえ、アルバム1枚につき10曲入っている仮定しても、5000枚のアルバムを保存できることになります。

もし5万曲でも足りないなら、新たにもう1つGoogleアカウントを取得して、2アカウントを併用すれば10万曲のキャパとなります。これだけあれば、音楽ファイルの保存先として不便しないでしょう。

ちなみに私はGoogleアカウントを2つ利用してGoogle Play Musicを使っておりまして、片方はオーディオブック(本の朗読)のファイル専用として、もう片方はそれ以外のJPOPやアニソンの保存用としています。

音楽プレイヤーアプリとしての使い勝手も良好で、Googleらしくインターフェイスもきれいです。使っていて楽しくなるようなアプリでもありますんで、聴き放題プランを申し込まなくてもじゅうぶん便利に使えるでしょう。

5.Googleのクラウドサービスを利用して、スマホ代金を節約しよう

ここまでGoogleフォトとGoogle Play Musicの魅力について紹介してきましたが、1点だけ注意したいポイントがあります。それは、どちらもクラウドサービスであり、ネット接続が必須であるという点。

つまり、ネット回線がない場所では表示・再生ができないよ、ということです。低速回線でも画像の表示、動画・音楽の再生にもたつきを感じてしまうんで、高速回線がないとイライラしてしまう場面が多くなるでしょう。

自宅に固定回線やWiMAXなどを引いておらず、キャリアや格安SIMの通信だけを使っているのであれば、GoogleフォトやGoogle Play Musicよりもスマホ本体に保存し続けたほうが安心かもしれません。

Googleフォト、Google Play Musicを使えばスマホの本体容量は一番少ないモデルで事足ります。グレードダウンによって節約できたスマホ代は、高速回線を設置するための資金として使いましょう。

まとめ

というわけで、「Googleフォト」「Google Play Music」の魅力と、高速なネット回線が必要となる注意点を紹介してきました。

ずっと「Googleが出しているサービスだし、みんな使っているんだろうな〜」と思っていたんですが、私の身の回りでは「聞いたこともなかった」なんて人ばかり。ネットに詳しくない人は直感的に理解しにくいサービスなんでしょうね。

ですが、写真を大量に撮影したり、音楽をたくさん聞く若い世代やシニア世代にはぴったりのアプリです。親や親戚にもどんどん紹介して、便利に使ってもらいたいものですね。