Evernote for Macに「タブ機能」が追加されているらしい。
イマイチ使い道が思い浮かばない地味な追加機能でした。
ですが、「並び替えルール」に注目して使ってみるとかなり便利だったので、私の使い方をシェアしたいと思います。
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1.普段用と日記用でタブを使い分け
まず前提として、私はEvernoteで日記をつけています。
ToDoリストや感謝することリスト、できたことメモなんかを記しているダイアリーです。
「日記」ノートブックをつくって、1ノートに1日分の日記を書くスタイルで、ノートタイトルには「2018/01/21」のように日付を挿入しております。
この日記システムで地味に面倒だったのが「並び替え」であります。
というのは、私は普段Evernoteのノートリストを「更新日順」で並び替えていたんですな。
しかしこれだと、たとえば昔の日記をちょっと参照して追記したりしたときに、
- 12月25日の日記ノート
- 1月2日の日記ノート
- 1月1日の日記ノート
みたいな感じで、よくわからん順番に並んでしまうわけです。
理想としては、
- 1月2日の日記ノート
- 1月1日の日記ノート
- 12月31日の日記ノート
というように、題名のあいうえお順に並んでほしいんですよね。
2.並び替えルールはタブごとに設定できる
そこで使うのが、Evernote for Macの「タブ機能」。
まずは、command+Tキーを押して、普段使う用のタブと別に日記を書く用のタブを独立させます。
普段使う用タブは「更新日順」にして使いやすくしておき、
日記を書く用タブは「題名順」にしておくわけです。
そうすると、普段用タブは更新日順になっていて、最近使ったノートが一番上にきていて使いやすい。
一方で、日記用タブは題名順になっており、新しい日付の日記が一番上にきていて使いやすい。
ついでに日記用のテンプレノートに「テンプレ」みたいなタイトルをつけておけば、常に最上位にいるんで複製しやすかったりもします。
ちょっと特殊な使い方すぎてピンとこないでしょうが、つまりは「並び替えルールはタブごとに個別に設定できる!」ってのがキモ。
タブを切り替えても両方更新日順になったり、両方題名順になったりしないんですな。
この仕様を使えば、画像や動画ファイルをサイズ順に表示するタブをつくったり、仕事で参照する資料を作成日順(更新日順ではない)で表示するタブをつくることもできるでしょう。
なお、このタブごとの並び替えルールは、Evernoteを再起動するとリセットされてしまうのでご注意ください。
3.ショートカットはChromeと統一すると便利
ちなみに、このタブの移動ショートカットはEvernote標準で用意されています。
control+tabキーを押すと右のタブに移動し、Shiftキーを同時押しすると左のタブに移動します。
これはSafariと同じタブの移動方法なんですが、普段Chromeを使っている私としては、めちゃめちゃ使いづらい。
というもの、Chromeではoption+command+矢印キーでタブ移動をするから。
だったらEvernoteのタブ移動ショートカットをChromeに揃えてしまえ!ということで、私のMacでは以下のように設定しています。
Evernoteアプリでタブ移動をするときは、Chromeと同じショートカットキーを使う設定ですね。
設定方法について詳しくは、Appleサポートページも参照ください。
まとめ
- Evernote for Macの「タブ機能」では、並び替えルールをタブごとに個別設定できる
- 活用例(1):日記用タブをつくり、題名順に並び替える
- 活用例(2):画像表示タブをつくり、サイズ順に並び替える
以上、『Evernote for Macの「タブ機能」で並び替えルールを個別設定できるぞ』という記事でした。
相変わらず「だれが使うんだ?」的なニッチな使い方を紹介している当ブログですが、ひとりでも共感し、便利に感じてもらえる人がいたら幸いです。