Better Better Days

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『人生100年時代のお金の不安がなくなる話』で私がマーカーを引いた箇所

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『人生100年時代のお金の不安がなくなる話』は、竹中平蔵さんと出口治明さんの対談本。

やりたいこともないのにお金の不安を抱えるのはアホ。

今から老後のお金についてあれこれ考えるよりも、「自分はなにをやりたいのか」を考えようぜって本です。

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1.社会保障は保険

そもそも日本人は、社会保障に対して誤解を持っているように思います。保険は不測の事態に備えるものですから、「年をとったら国が支えてくれる」と考えないで、「自分で貯めておく」のが基本です。

まず私がマーカーを引いたのが、こちらの一文。

私たちは「年金」のことを、「定年を迎えたら自動的にもらえるマネー」って感じで勘違いしてしまう場合が多いはず。

しかし年金の本来の役割は社会保障制度、つまりセーフティネットであるべきなんですよね。

だからこそ、医療保険や生活保護と同様にみなして、必ずもらえるものではないって考えておくのが大事だなって思います。

自分で貯めるのがイヤで、国に面倒を見てもらいたいのなら、スウェーデンのように自分の稼ぎの3分の2を国に渡すことです。

北欧の福祉ってめっちゃ充実してますもんね。

2.「心配」が健康を損なっていく

この前、30代の人から「僕は年をとっても出口さんのように元気でいたいと思っているのですが、健康でいるためには、どうしたらいいですか?」という質問をいただいたんです。

それに対する出口さんの答えがこちら。

「そんな心配を忘れることが一番です」と(笑)。30代や40代の人が、「どうやったら元気になれるか」などと考えるだけ無駄だと思います。「めいっぱい働いていれば、なんとかなる」くらい気軽に考えていたほうが、むしろ健康になる気がしますね。

以前書いた、「お金がない」「時間がない」と考えるだけで、IQが低下するという記事では、お金の心配をするとIQが下がるという話を書きました。

出口さんがいっていることも、科学的に正しいことが証明されているというわけです。

私たちがずっと元気でいるためには、できる限り心配や不安を避け、ラクに生きることが大事なんですな。

3.何もしたいことがないのに貯金するの?

自分とよく相談して、自分と自分の間に橋をかけて「何がしたいのか」「どのように生きたいのか」をはじめに決める。
それが決まってから、ではお金はどうするか、保険はどうするかを考えるのが正しい順番だと思います。

これは私も大いに同意する話。

「とにかく貯金!」「とりあえず金がない!」なんていう思考に陥っている人は、そのお金をいかに使うのかという目的意識に欠けています。

なぜ貯金するの?と聞くと、「不安だから」「将来なにがあるかわかんないから」という返事。

じゃあいくらあれば不安がなくなるの?

将来なにがあっても安心できる貯金額っていくら?

と質問してみると、はっきりした答えが返ってこない。

これは「どんなことにお金を使いたいか」「どんな人生を送りたいか」を考えることなく、せっせと通帳の残高を増やしている残念な人たちの典型例です。

何をしたいのかが決まっていないのにお金と健康の心配をしはじめるなどはまったく、生産的ではない気がします。

出口さんの考え方のように、どんな目的で貯金をするのかってポイントを明確にしたいですね。

4.羅針盤を手に入れよう

これからの時代に必要なのは、「自分はどういう専門性を持って、どういうふうに生きていきたいのか」という羅針盤です。

つまり、自分にとってのとなるものですね。

羅針盤も2つありますよね。どんな状況になっても自分の頭で考えることができる力と、いわば職人としての専門性と。

職人としての「専門性」、あるいはどんな仕事にも通用する土台スキル「考える力」この2種類の羅針盤があるといいます。

考える力と専門性ですよね。私は考える力こそベーシックだと思っています。

竹中さんがいうには、考える力の方がよいのではないか、と。

たしかに手に職をつければ、高い専門性を活かして当面は食いっぱぐれないでしょう。

しかしより確実なのは、どんな世界にも通用する「考える力」というスキル。

容易には身につけられない技能だからこそ、習得することには大きな価値がある。

自分の頭で考えるってのはなかなかカンタンにできるもんではないですが、ちきりんさんの本『自分のアタマで考えよう』などで勉強して、一刻も早く身につけたいですね。



5.「変化こそ唯一の永遠である」

私の好きな思想家、岡倉天心の言葉に、「変化こそ唯一の永遠である」というものがあります。永遠に不変のものなんてない。唯一永遠のものがあるとすれば、それは変化することだと言っているのですね。

これはいい言葉だなぁと思いました。

実は私の出身地の妙高市には、岡倉天心六角堂という観光スポットがありまして、子どもの頃に何度か訪れたこともあります。

岡倉天心の人となりについて小学校で勉強したこともあったんで、ちょっとだけ身近な存在の偉人だったりします。

そんな岡倉天心の残した名言のひとつが、「変化こそ唯一の永遠である」。

「変化は嫌いだけど安定はほしい」みたいな矛盾した希望を抱いている人間の目の前で吐き捨てたくなるような、大変いい言葉であります。

まとめ

以上、「『人生100年時代のお金の不安がなくなる話』で私がマーカーを引いた箇所」という記事でした。

この本を読めば、少しはお金の不安から解き放たれるはず。

何がしたいのかも考えずに、とりあえず貯金!という思考をストップさせることに役立つことでしょう。

この本でいいたいことを一文にまとめると、「この人生で何をしたいのか」「そのためにどのくらいお金が必要なのか」を考えてから、お金の心配をしようぜ!ってことですな。