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【固定回線 & Wifi & 4GLTE】複数の回線を束ねて高速化する「Speedify」を使ってみた

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複数のネット回線を束ねて、より高速なネット接続を実現してくれる「Speedify」を試してみました。

合計3つのネットを一つひとつスピードテストして、束ねた場合の結果と比較してみます。

SPONSER LINK

VPNを経由して複数のネット回線を束ねる「Speedify」

またまたネット回線関連の話です。

固定回線やWiMAX、スマホのテザリング、フリーWifiまで、今ではネットに接続するためにさまざまな手段がありますよね。

いくつかの固定回線 + スマホのテザリングなど、複数の回線を一人で所有している場合、「この2つを束ねて速度を2倍にできたらいいのになぁ」と思うことはありませんか?

そんなニーズに応えるのが、「Speedify」(旧Dispatch)というサービスです。

このSpeedifyは海外のサービスではあるんですが、VPNという仕組みを使って複数の回線を束ね、1つのネット回線として使えるようになるものです。

仕組みについては明るくないのでわかりやすい説明はできないんですが、VPNってのは一般的に企業がネット接続におけるセキュリティを確保するために使うシステムです。

Speedifyの場合も、ネット回線を束ねつつ、ついでにセキュリティも高めてくれるっていうサービスといえますね。

モバイル回線で190Mbpsが魅力的

gadget-shot.com

そもそも私がSpeedifyという超マイナーなサービスを知ったのは、上記のブログ記事を読んだからでした。

いわく、USBでWiMAXや格安SIMのルーターを合計7つMacにつなげ、Speedifyで速度を計測してみたら190Mbps以上の下り速度を記録したとのこと。

「え、それって固定回線にも劣らないじゃん」

と思った私は、SoftBankAirWiMAXを用意し、iPhoneのテザリングも併用して3つのサービスをMacに接続。

同じように固定回線並みのモバイル回線を実現できないかと試すことにしました。

回線は高速になったか

sourceforge.net 回線速度の計測に使用したサイトは上記。

もともと自宅で使っているSoftBankAirと、2週間レンタルしてみたWiMAX、SoftBankで契約しているiPhoneのテザリングの回線速度を測ってみました。

まずは一つひとつ単独で計測。

それぞれがWifi接続でどのくらいの速度を出してくれているのかを確認してから、Speedifyをオンにして束ねた場合の速度を測ることにします。

SoftBankAir単独の場合

f:id:rough-maker-an9:20171004163910p:plain まずはSoftBankAirの結果から。

下り速度はまあまあ良好。

応答速度は最悪ですね。

普段からスマホゲームでラグがひどいなと思ったり、WEBサイトの表示速度が遅いなと感じることが多くありましたんで当然の結果ですね。

WiMAX単独の場合

f:id:rough-maker-an9:20171004163620p:plain 続いてはau系のWiMAXの結果です。

こちらも応答速度は遅め。

下りはまあまあですが、上りが意外といい数字を出しています。

ブログを書いていたり仕事でファイルのやり取りをしていると、アップロード速度も重要になってきますんで、速いに越したことはないですね。

テザリング単独の場合

f:id:rough-maker-an9:20171004164205p:plain 続いて、SoftBankで契約しているiPhoneでテザリング(インターネット共有)した場合の速度です。

応答速度は2桁でかなり低め。

これくらいでやっとFPSオンラインゲームの及第点といったところでしょう。

WEBサイトもほぼ読み込み待ちがなく、瞬時に表示してくれるレベルです。

やっぱり4G回線は強いんだなぁと感じます。

ノマドワーカー向けには、大手キャリアで契約するスマホのテザリングを使用して、好きな場所・好きなときに働くってのがベストなのかも。

Speedifyで束ねた場合

それではいよいよSpeedifyで3つの回線を束ねてみます。

MacにはWifiの受信機は1つしかないんで、SoftBankAirをWifiで無線接続し、WiMAXとiPhoneをUSBケーブルで有線接続しました。

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↑3つの回線を束ねるSpeedifyの画面。

ちなみにSpeedifyでは、どの回線を優先的に使用するか設定することができます。

Always・Secondary・Backupの3つ。

それぞれ、常時使用・サポート的に使用・最終手段として使用 というイメージですね。

今回はフルパワーの速度を計測したかったので、3つともAlwaysに設定して一番速いスピードが出る設定にしています。

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その設定でスピードテストした結果がこちら。

うーん。なんとも微妙…。

応答速度はiPhoneテザリングより遅く、下り速度はほぼ同じ。

上りはやや早めというレベルでしょうか。

少なくとも、3つの回線を合算した回線品質とはいえないですね。

これならはじめからiPhoneの回線だけでMacを動かした方がマシ

それはわかってたけど、テザリングだと通信料上限が気になるからこのサービスを使ったのに…。

結局意味ないことになりそうです。

まとめ

  • Speedifyは複数の回線を束ねて高速化できるサービス
  • 3つの回線を束ねても、単純に速度が3倍になることはなさげ
  • キャリア契約のiPhoneでテザリングするのが一番通信品質が高かった

以上、「【固定回線 & Wifi & 4GLTE】複数の回線を束ねて高速化する「Speedify」を使ってみた」

自営業の人やノマドワーカーにとっては、コンセプトは超魅力的なサービスの「Speedify」。

しかし、少なくとも私の環境ではネット回線の高速化は実現できず、1つの回線に絞ったほうが高速という結果になってしまいました。

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Speedify自体は、月1GBだけ無料で使えるほか、iPhoneなら1週間トライアルを無料で申し込めるんで、気になる方は実際に自分の環境で試してみるのがいいと思います。