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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

【月500円!】大学生だけど「こども新聞」を取ってみた

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「『こども』じゃないけど新聞を読んで基礎から勉強したい」「大人が読んでも楽しめる内容なのか知りたい」という方に向けて書きました。

 

 こども新聞・小学生新聞という存在を私が知ったのは、池上彰さんと佐藤優さんの著書『僕らが毎日やっている最強の読み方』という本の中でした。

わかりやすい解説で知られる池上さんが、2つの小学生新聞を定期購読している。

そう知ってから、「あんなわかりやすい説明を真似するきっかけになるかも!」という思いで、私も定期購読を始めたのです。

 

読み始めたきっかけ

ですが、私は昔から「進研ゼミ」の教材や、張り切って読み始めた「日経新聞」など。

ずっと溜め込んでしまい、長く続けられない性格でした。

そんな自分のことをわかっていたので、今回取ることにしたのは「読売KODOMO新聞」という新聞。

こちらは日刊ではなく、週刊の新聞になっており、毎週木曜日にポストへ届きます。

なにより、月額料金が500円というのがポイント。

ワンコインで始められる新聞であり、毎日溜め込む心配のない新聞である。

新聞を読む習慣を続けられるか不安な私にとって、この2つが決め手になりました。

 

読売KODOMO新聞について

読売KODOMO新聞は、1部150円。

週刊で木曜日発行。

月額は500円の新聞です。

手元にある1月26日発行の新聞では、「トランプ大統領 誕生」という見出しが1面トップに掲載されており、しっかりと時事ニュースを取り上げていることがわかります。

有害物質が検出された豊洲市場の記事も載っていますし、大河ドラマの井伊直虎についての特集も。

どれもやさしい言葉で書かれており、非常に読みやすいです。(ただ、このボリュームを自分が小学生の時に消化できたかは疑問ですが…笑)

 

ダンスや女の子向けのファッション、興味深いクイズなどの特集が組まれており、このあたりはこどもでも十分楽しめるように思います。

中学入試問題が載っていたり、マンガが連載されていたりと、工夫されているなあ…という印象です。

 

読売KODOMO新聞を大学生が読んだ感想

もちろん、小学生向けのダンスやファッションの特集は大学生の私にとってつまらないですし、興味もありません。

ですが、時事ニュースをわかりやすく解説してくれているのは大きな魅力です。

たとえば、豊洲市場の汚染に関するコラム。

 

有害物質が検出された地下水は、どのぐらい危険なのでしょうか?

地下水の環境基準値は、70年間にわたって毎日2㍑を飲み続けることを前提に決められています。豊洲市場では地下水をくみ上げて何かに使うことはないので、「人体に健康被害が出ることは考えにくい」と言う専門家もいます。

(読売KODOMO新聞「豊洲市場 どうなる?」2017年1月26日付 5面より)

 こちらがその抜粋です。

多くのメディアでは「地下水の環境基準値は、70年間にわたって毎日2㍑を飲み続けることを前提に決められています。」といった基礎的な部分は解説されていません。

ですがこれを知っているかどうかで、豊洲市場の問題への考え方も大きく変わるでしょう。

そもそも検査結果が正しいのか疑問は残りますが、「それより農薬や化学調味料の方がもっと危険なんじゃない?」という考えも浮かびます。

こども新聞とはいえ、さまざまな考え方をインプットできるメディアとして、これからも継続して購読したいという印象を持ちました。

 

あとは、今回の号ではクイズ特集がおもしろかったですね。

スーパーでパック入りの魚を買うと、パックの底に白いシートが敷かれていますよね?

あれの名称って知っていますか?

ラーメンのどんぶりのフチに描かれている、なるとみたいな渦巻きありますよね?

あれにも名前があるんですが、ご存知ですか?

今回はこのような「アレの名は?」というクイズの特集でした。

好奇心がそそられて、大人でも楽しめますよね。

 

まとめ

こども新聞・小学生新聞は、こどもだけでなく大人も楽しめる新聞のようです。

特に、「毎日新聞を読まずに溜め込んでしまう」という方、「日経新聞を読もうとしてみたけど、難しくて無理」だった方など。

こうした悩みを抱える大人でも始めやすいのが、今回私が購読を申し込んだ「読売KODOMO新聞」でした。

来週も届くのが楽しみです。

 

www.434381.jp

申込みはこちらからどうぞ。近くの販売店に連絡すれば、1号分試読も可能ですよ。