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「読んだつもり」から卒業しよう!誰でもできる速読法の極意

レビュー レビュー-書評

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佐藤優さんの『読書の技法』とメンタリストDaiGoさんのニコニコ生放送『キレイ事なし!お金になる本の読み方をドライに解説してみた』から、速読に役立つテクニックを学びます。

 

1日1冊本を読むと人生が変わる…なんて言われますが、社会人にとっては1週間に1冊読むのも一苦労ですよね。「1分で1冊読める!」とか、「1日に10冊読める!」といったキャッチに惹かれた読書法の本も、開いてみれば胡散臭いものばかり…。

 

今回は、文字を読める人なら誰でもできるオーソドックスな速読法をご紹介します。即効性のある劇薬ではありませんが、コツコツと続けることで確実に成果が出る方法です。(即効性を求めるなら、怪しげな書籍やセミナーへどうぞ)

 

佐藤優さんの『読書の技法』と、メンタリストDaiGoさんがニコニコ生放送で解説する読書法にもとづいてご紹介します。

目次

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速読法の具体的な手順

速読するに当たっての注意点はいくつかありますが、まずは具体的な速読法について学びましょう。キーワードは「読まない部分を見つける」ということ。

本に書いてある内容を1字1句漏らさず読もうとすることをやめ、「ここは読まない」と判断を下すことが肝です。

 

3秒以下で通読しよう

読みたい本が決まって、「まえがき」「目次」「あとがき」に相当する部分を読んだら、まずは1回通読してみましょう。この時、1ページあたりにかける時間は3秒以下にしてください。

100ページの本なら300秒以下。300ページの本なら900秒以下と目標を決めて、タイマーを設定して読み進めると良いでしょう。

 

もちろん、3秒以下ではほとんど文字を追えないと思います。なので、この1回目で読むのはあくまでも「目に入る部分」のみ。太字や見出し、強調されている部分を中心に目で追ってみましょう。

 

やってみるとわかりますが、この1回目の通読で、気になるポイントや興味を惹かれた部分がなんとなく頭に入ります。「3章の終わりがなんかおもしろそうだった」「4章は全部つまらなそうな内容だった」という感覚です。

 

最初と最後だけ読む!中略読みを活用

この1回目の通読を終えたら、中略読みを使ってみましょう。中略読みは、その本の章の最初と最後だけをじっくり読む方法です。一般的な本の構成として、章の始めで問題提起や事例の紹介、章の終わりでその章のまとめや結論が述べられています。

 

いちばん大切なのはこの「その章のまとめや結論」ですよね。なので、本の一番おいしいところだけをすくい上げて読むイメージです。中略読みで気になるポイントや引っかかる部分があれば、線を引いたり付せんを貼ると良いでしょう。

 

ここでも、興味が惹かれた部分や自分に必要だなと思える章を重点的に読んでみましょう。

もっと深く読みたい!と思えるなら次のステップへ。中略読みでまとめや結論に目を通したけど、大していいこと言ってないなと思ったら、「今回は読まない」と判断を下します。

 

気になった部分だけを熟読!それ以外は読まない

こうして「読まない」と判断した以外の部分と、その周辺を熟読してみましょう。1冊あたりじっくり読むところは、全体の3割ぐらいが理想です。それ以上読みたいと思うのであれば、速読せずに熟読してしっかり身につけましょう。

 

3秒通読と中略読みを行なったことで、読むべき部分が絞られ、不要な部分を見つけることができました。

「読まない」部分に本来充てられるはずだった時間が節約できるので、トータルで考えると読書にかける時間を大幅に減らすことができるというわけです。

 

速読する際の注意点

すでに十分な知識がある分野か、熟読法によって付け焼き刃でも一応の基本知識を持っている分野以外の本を速読しても、得られる成果はほとんどない。知らない分野の本は超速読も速読もできないというのは、速読法の大原則だ。

ここまで速読法について具体的にご紹介してきましたが、忘れてはいけない注意点があります。それは、「熟読できない本は速読できない」という法則です。

 

知っている分野の本で使う

速読法は、基本的には自分が得意な分野の本で使いましょう。経済学について学んだことがあり、基礎知識が身についているなら、経済学についての論文や書籍を速読することができるでしょう。

 

しかし、経営学に関しては速読することができません。基礎知識が身に付いていないので、テイラーの科学的管理法だとか、イノベーター理論といった単語の意味がわからないまま進むことになります。それでは本の内容を理解できませんよね。

 

知らない分野で使う時は、基礎知識を身に付ける

全く知らない分野の本を読むなら、まずは基礎知識を身に付けましょう。入門書や高校の参考書などを使って、高校レベル~大学1年生レベルの知識を身に付けておけば安心です。

 

最近はオーディオブックが充実してきているので、入門書代わりにオーディオブックで基礎知識を身につけるのも良いでしょう。特に歴史や政治・経済について学ぶなら、とっておきのオーディオブックもあります。

書影
[オーディオブック版]
詳説日本史 全13章
著者:老川慶喜/加藤陽子/五味文彦/坂上康俊/桜井英治/笹山晴生/佐藤信/白石太一郎/鈴木淳/高埜利彦/吉田伸之
再生時間:14時間29分
オーディオブック配信サービス「FeBe」
書影
[オーディオブック版]
詳説世界史 全16章
著者:木村靖二/佐藤次高/岸本美緒/油井大三郎/青木康/小松久男/水島司/橋場弦
再生時間:16時間21分
オーディオブック配信サービス「FeBe」
書影
[オーディオブック版]
高等学校 政治経済 「三省堂聞く教科書シリーズ」
著者:中川淳司 永井憲一 伊藤元重 山口二郎 石川健治 由井廣太 石原美之 村松 覚
再生時間:6時間25分
オーディオブック配信サービス「FeBe」

それが、こうした高校の教科書を取り上げたオーディオブック。基礎的な事柄が網羅された高校の教科書は、書籍を入手するのは難しく読むのも大変ですが、オーディオブックならいつでもイヤホンで聞くことができます。

 

倍速で流し聞きを毎日続ければ、いつの間にか歴史の基礎知識が頭に入ってしまいます。その状態でなら歴史に関する学術本や、レベルの高い関連書籍を読破しようとする時でも、紹介した速読法が使えるでしょう。

 

小説は速読しない

よく質問されることですが、小説は速読法を使わずに読んでOKです。映画やドラマを倍速で再生しても感動が半減してしまうのと同じで、リラックスするための小説は自分のペースで好きなように読まないと楽しくありません。

 

「楽しかった」「おもしろかった」と思えるならば、1冊を1週間で読もうが、1時間で読もうがあなたの自由です。個人的には週末にイッキ読みがおすすめですけどね。笑

 

速読法はあくまでも、「情報を効率的に取り入れたい」「短時間で知識を身に付けたい」というニーズに答えるツールだと考えてください。

 

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今日のまとめ

・速読法は、「読まない部分を見つける」ための技術

・3秒通読と中略読みで、情報の取捨選択をしよう

・読まない部分にかけるはずだった時間を節約しよう

・高校の教科書のオーディオブックで、基礎知識を身に付けよう

・小説は自分のペースで楽しもう

 

以上、誰でもできる速読法の極意についてご紹介しました。もっと詳しく知りたい方は、佐藤優さんの『読書の技法』または、メンタリストDaiGoさんの生放送を当たってみるのがおすすめです。

 

メンタリストDaiGoさんのニコニコ生放送は、毎回貴重な気づきを動画で学べる内容ですよ。「月540円で書籍10冊以上の知識を学ぶことができます。」とのこと。気になる方は無料公開の動画も見てみてください。

 

おすすめ書籍など

 

ch.nicovideo.jp