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【心理学】ザイガルニック効果で集中力を持続させる3つのコツ

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中途半端に終わらせることで、または中途半端に終わらせないことで、

作業効率を高める心理学の紹介です。

 

 

目次

 

 

ザイガルニック効果とは?

ザイガルニック効果とは、「終わっていない仕事や達成されていない目標は、頭に浮かびがち」という現象を指します。

 

例えば、このザイガルニック効果が発見されたきっかけとして、レストランのウェイターの事例が有名です。

 

ベルリン大学近くでブルーマ・ザイガルニックら心理学者が昼食をとっていたところ、何も書き留めずに注文をすべて記憶し、正確に配膳してくれたウェイターがいました。

 

ザイガルニックらはこのウェイターの記憶力に驚きましたが、店を出たあとにふただびウェイターの元に戻ると、ザイガルニックらがどこに座っていたのか、何を注文したのかをスッパリ忘れてしまっていたのです。

 

このことからザイガルニックらは、中途半端になっている作業や仕事は強烈に頭に残ること、そして作業が完結するとすぐに記憶が消え去ることを実験によって証明しました。

 

発見者の名前をとって、「ザイガルニック効果」と呼ばれています。

 

1.仕事は中途半端に切り上げる

このザイガルニック効果を利用すれば、終えなければならない仕事や作業について中途半端に終わらせておくことで、脳が無意識に作業について考えてくれます。

 

この無意識の脳の働きによって、少し時間を置くと非常に効率的に仕事を終えることができるんです。

 

例えば、勉強を途中で終わらせておくことで、次回勉強を始めるときにスムーズに取り掛かれるようになる、という経験がある人も多いと思います。

 

就寝前に考え事をノートに書きだしておくと、朝起きた時に解決策が思いついている…といった睡眠の効果も、ザイガルニック効果に近いですね。

 

継続してやらなければならない作業や仕事は、あえて中途半端に切り上げることで集中力を高めて取り掛かることができます。

 

2.遊びは中途半端に終わらせない

遊びについては中途半端に終わらせないほうがよいでしょう。

 

映画やドラマを途中まで見ておいて、展開が気になる部分で切り上げて勉強に取り掛かる、といった方法だと、映画やドラマの続きが気になって勉強に集中できなくなります。

 

次はどうなるんだろう…とか、どんな展開になるんだろう…という考えが浮かんできてしまって、目の前のことに専念できなくなってしまいます。

 

そうした状態で作業効率を落とすのであれば、あえて映画やドラマは終わりまで見てしまいましょう。

 

クライマックスが終わって話が完結した後なら、勉強や仕事にも集中してとりかかることができるようになります。 

 

3.「あとでやるリスト」テクニック

とはいえ、そのくらいの工夫ならすでに実践しているという方も多いと思います。

 

ここまで読んだだけだと、「え、それだけ?」と感じてしまうかもしれないので、最後に一つ、とっておきのテクニックをご紹介しましょう。

 

メンタリストDaiGoさんの著書で紹介されている「バッチ処理」に、私がもう一手間加えた「あとでやるリスト」です。

 

メンタリストDaiGoのバッチ処理とは

メンタリストDaiGoさんの『自分を操る超集中力』で紹介されているバッチ処理とは、以下のようなテクニックです。

 

細かい仕事は、一日の終わりなど、どこかの時間にまとめて片付ける。

コツは、まとめて最後にやること。これが重要です。

用意するのは、大きめの付せんだけ。

仕事や勉強中に、やらなくてはいけない雑事を思いついたら、いったんメモして、すぐに頭の外に出しておくのです。それで最後に残さずまとめて一気に片付けます。

 

非常に役に立つテクニックですよね。私もこのバッチ処理のおかげで、LINEをチェックしたくなったり、メールを確認したくなったりといった雑事をメモに書き出し、目の前のことに集中できるようになりました

 

いつどこでやるのかを加える

私の場合は、ザイガルニック効果を踏まえてもう一つ工夫を加えたバッチ処理を行っています。

 

それは、思いついた雑事を「いつどこでやるのか」を具体的にメモに書き加えることです。私は「あとでやるリスト」と呼んでいます。

 

ザイガルニック効果と計画に関する実験

ザイガルニック効果に関する研究で、ロイ・バウマイスターとフロリダ州立大学の大学院生E・J・マシカンポが行った実験によると、

 

ザイガルニック効果において脳が命令している行動は、「今すぐ中途半端になっているタスクを終わらせろ」ということではなく、「今すぐ中途半端になっているタスクの計画を立てろ」だったということがわかったのです。

 

『WILLPOWER 意志力の科学』の中では、詳細な計画を立てるように指示された学生たちは、そうでない学生たちよりも、読んだ小説の理解力がアップしたという結果が示されています。

 

つまり、無意識の脳は「中途半端なタスクをいつやるのか決めなさいよ。そうしたらきみの意識に浮かび上がらせるのは保留しよう」と求めているんですね。

 

この結果を踏まえると、ザイガルニック効果によって無意識の脳があれをやれ、これをやれと指示を出してきた直後に「いつどこでやるのか」について計画を立てておくことが有効だとわかります。

 

本当に細かな雑事に気を取られなくなるので、このテクニックはおすすめですよ。

 

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おわりに

ザイガルニック効果と、それを使った集中力の持続テクニックをご紹介しました。

 

私自身はフリーランスとして在宅で仕事をしているので、集中力を乱される要因は会社員よりも多くあります。

 

こうした心理学や行動経済学を学んで、自分をどんどん操っていきたいですね。

 

ザイガルニック効果や、メンタリストDaiGoさんのバッチ処理について詳しく知りたい方は、以下の本もどうぞ。

 

参考文献