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Better Better Days

明日は今日よりちょっと幸せな日を。ベタベタデイズがお送りします。

DeNAという会社は新卒社員に何を求めてるんでしょうか?

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少し前の記事ですが、こんな文章を読んだことがあります。

 

 

dena.com

 

「給料をもらって仕事をしている自覚がないのか」

タイトルからして「ん?」となるDeNAの南場さんの記事です。これってちょっとおかしいんじゃないの?

 

入社1年目の社員を集め、1人ずつ自分の1年を振り返ってもらったことがあります。1人の女性社員が「こんな仕事を任されてモチベーションが上がり、その後こんなことでモチベーションが下がり...」と自身のモチベーションの変遷を発表しました。我慢して最後まで聞いていた私に「給料をもらって仕事をしている自覚がないのか」と厳しく問われ、後で泣いていたようです。

 

その後その社員はまぶしいほどたくましく成長しましたが、「モチベーション」という言葉を若い人から聞くたびに違和感を覚えます。もちろん体調やパーソナルな事情で、仕事に向けてテンションを上げにくい時もあるでしょう。でもそれは口にしてはいけないことではないでしょうか。打席に入ったプロ野球の選手が、「今日はモチベーションが上がらないなぁ。打つ気が起きない...」などと言ったらプロ野球人生は終わりです。ビジネスパーソンもほかの職業も、報酬をもらっている以上、その厳しさを持つべきと考えます。これがプロフェッショナリズムの基本です。

 

入社1年目に要求されるプロフェッショナリズム?

まず話の大前提として、南場さんが泣かせた女性社員は「入社1年目」であること。ついこの間まで学生だった新卒の社員なんですよ。

 

エスカレーター式の日本の大学を卒業して1年経ったくらいで、いきなり仕事のプロフェッショナルになれるわけがないじゃないですか。新卒の若者たちが就職するのは、「学生じゃなくなったから」それだけが理由ですよ。

 

大学を卒業して「学生じゃなくなったから」別に興味のない会社に一生懸命自己アピールして、自分の生活のために働くんです。そうしないと飢え死にしてしまいますから。

 

その仕事をやりたくて就職したんじゃない

その女性社員は本当にこの仕事をやりたかったから、DeNAに入社したんでしょうか。そんなことはないはず。彼女だって大学卒業を目前に控えて、なんでもいいから仕事みつけなきゃ!っていう気持ちで就職先を探し、いくつもの会社の面接を受けた上でDeNAという会社にたまたま、入社したんだと思います。

 

この会社を良くしたい、この会社のプロフェッショナルになりたい、なんて思えるのは就職してから当分先のことでしょう。規模が大きい会社ならなおさらです。盲目的に洗脳されたようにその会社を大好きになって、愛社精神たっぷりの人間にならなければその仕事に対するモチベーションなんて、そもそも上がりませんよ。

 

雇う側と雇われる側のモチベーションの源は別

雇う側と同じだけのモチベーションを、雇われる側に要求されたらたまったもんじゃありません。

 

雇う側に対して言うのであれば、南場さんの考えも理解できます。役員報酬をもらっているんだから、モチベーションがなんだとつべこべ言わずに金をもらってる分だけ働け。会社を潰さないために従業員たちを路頭に迷わせるようなことをさせないように、その会社のその仕事のプロフェッショナルになるべきなのは当然です。

 

ですが、雇われる側はどうでしょうか。私たち労働者は、その仕事が大好きだから働くんじゃないんです。生活のために働くんですよ。自分の財産である時間と、肉体労働の対価としてお金をもらうんです。自分の生活を保つことがモチベーションになるはずです。

 

 

 

それなのにこの南場さんは、私たち労働者を低く評価しすぎている。雇う側と同じだけの仕事のプロフェッショナルさ、高いモチベーションを維持しろというならば、南場さんあなたが役員報酬としてもらっているお金を、新卒の女性社員にも同額与えるべきではないでしょうか。

 

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