BBD

「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

掃除や片付けは「事前準備」と考えるとうまくいく by『考える前に動く習慣』

f:id:rough-maker-an9:20160512143435j:plain

「事後処理」と考えるのをやめるとキレイ好きになれます。

 

目次

 

片付け=嫌なもの

私もそうですが、部屋の片付けするのって嫌ですよね。食器を洗うのはめんどくさいし、洗濯機を回すのはいいけど干すのと畳むのはだるい。

後片付けがめんどうだから自炊をしなくなり、食事はコンビニ弁当。洗濯は干しっぱなしで着るときにハンガーから外す。

 

私も前までそんな生活を繰り返していました。

 

ところが、掃除や片づけを「事後処理」と考えるのをやめて「事前準備」と考えることで、私の部屋はどんどんキレイになり、食器を溜めることも洗濯物を溜める事もなくなりました。毎日すっきりした部屋で生活しています。

 

汚部屋は心を曇らせる

部屋が散らかっていたり、汚れていたりすると、心が曇ってくるのです。生活から丁寧さを奪うのです。

禅寺では、掃除は毎日行なう大事な修行ですが、チリやホコリがあるから掃除をするのではないのです。チリやホコリ一つなく磨き込まれた廊下も、繰り返し、繰り返し、拭き込み、磨き上げます。掃除をすることによって、心のチリやホコリを拭い、新たにつかないように「防御」しているのです。

 

お坊さんがお寺で、一生懸命雑巾がけをするイメージってみんな持ってますよね。あれって、ゴミを取り除くためだけに掃除しているんじゃないんですよ。

 

廊下をピカピカにすることで、心もピカピカにしよう、という考えがあるんです。

 

逆に言えば、モノが散乱した汚部屋に住む人は、心が曇ってしまっているんです。

汚い部屋では勉強や作業に集中できないし、自分の部屋なのにそこにいるだけでストレスを感じてしまうんですよね。私もそうでした。

 

汚いままにすればどんどん汚くなる

ミッキーマウスをはじめ、世界の人びとから愛されるキャラクターを数えきれないほど生み出し、世界各地にアミューズメント・パークを展開した、ウォルト・ディズニーにこんな言葉があります。

「いつもきれいにしておけば、お客は汚さない。でも、汚くなるままにすれば、お客はゴミをますます捨てる」

みなさんの部屋もディズニーランドと同じですよ。

 

汚い部屋はどんどん汚くなる。きれいな部屋はずっときれいなまま。

ディズニーランドの例では、このことを教えてくれています。

 

いつもきれいに保っておけば、私たちも自分の部屋を散らかしたりしませんよね。

でも、汚い部屋だとちょっと本を床に積んでみたり、ゴミをポイッと投げ散らかしたりすることに抵抗が薄れてきてしまいます。

 

本を書棚に戻すこともめんどくさくなって、リモコンを定位置に戻すことすらハードルが高くなってしまいます。そんなループで部屋をどんどん汚くするのは嫌ですよね。

 

では、どうやったらきれいな部屋を保っていることができるんでしょうか。

 

SPONSER LINK

 

 

事前準備と考えれば楽しくなる

発想の転換が必要です。掃除や片づけを「事後処理」ではなく、「事前準備」ととらえるのです。 

つまり、食器を片づけるのは、次の食事をすみやかに、気持ちよくするための「事前準備」、CDやDVDを片づけるのは、次にそれを楽しむための「事前準備」、衣服を片づけるのは、次にすぐ探して着るための「事前準備」――。

そんなふうに発想を変えてみると、「面倒だ」「億劫だ」という気持ちがずいぶん薄らいでいく気がしませんか。

 

そう、「あとかたづけ」ではなくて「まえかたづけ」という発想を持つことが大切なんです。

 

部屋をきれいに片付けるのは、「いままで汚くしてしまった過去の自分の尻拭い」ではなく、「明日の自分が気持ちよく生活するための準備」と考えると、なんだかワクワクしてきますよね。

 

ネガティブな感情を持ちながら片付けしたって、全然楽しくないじゃないですか。「何でこんなに散らかしちゃったんだ…」なんて考えたって部屋はきれいになりません。

 

それなら、明日自分が気持ちよく生活しているイメージを持ちながら、掃除や片づけをしてみるのはどうでしょう。意外と掃除が楽しくなってきれい好きになれるかもしれませんよ!

 

片付けに取りかかるやる気を出すコツ 

休日にまとめて一気にやろうとするから、二の足を踏むことになるのです。毎朝、一〇分間だけ掃除をする。それなら、「面倒だ」「億劫だ」という気持ちが先に立つ前に動けるのではないでしょうか。

 

それでも、とっちらかった部屋のどこから手をつけたらいいかわからない…なんて人には、この方法がおすすめ。

 

まずは10分、どこでもいいからなんでもいいから、掃除をやってみるんです。

 

食器洗いでもいいし、トイレや風呂場の掃除、玄関に溜まった砂やホコリを払ってみるのもいいですね。

歯磨きのついでに洗面所を磨いたり、あるいは冷蔵庫の中の期限切れの調味料をチェックしたり?

風呂上がりにちゃちゃっと浴室を掃除してみるのもいいですね。体を拭いた後のタオルで壁の水滴を拭っておくだけでも、浴室の湿度が下がりやすくなって清潔に保てます。

 

とりあえず10分やろう!と行動するだけなら、どんな人にだってできます。めんどくさいって感情が湧いてくる前に行動することができるんですよね。

 

毎朝10分掃除していれば、休みの日に大掃除する必要はなくなるし、年末の大掃除だって必要なくなるかもしれませんよ!ぜひお試しあれ。